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(株)熊谷組【1861】の掲示板 〜2015/04/27

▼▼▼建設株に売り、割高で▼▼▼  ★拡散、大歓迎★


2020年の東京五輪開催決定からおよそ2週間。
株式市場では五輪関連銘柄の銘柄選別が進みつつある。
当初大きく買われた大手建設株に利益確定売りが出る一方、
サービス関連株の一角には買いが継続している。
開催決定直後の「ご祝儀相場」から、
企業の収益環境を冷静に見極める動きが広がっている。
 
五輪関連の中核銘柄とされた大手建設株は上値が重くなってきた。
7日の開催決定を受け、インフラ整備の拡大による受注増が期待できるとして、
業種別日経平均「建設」は先週初に大幅高となった。
その後は一転して伸び悩みが目立つ。
 
前回の東京五輪のメーン会場である国立競技場を施工した大成建設は、
先週24%上昇した。
10日に535円と約7年5カ月ぶりの高値を付けたが、今週は19日時点で3%下落。
足元は利益確定売りが目立ち、高値から8%強下げた。
先週13%上昇した鹿島も今週は19日時点で1%下げ、高値から9%弱安い。
 
五輪決定直後の相場の熱気は冷めつつある。
背景には投資家が冷静に企業の収益を見極めようとしていることがある。
脱デフレを目指す安倍晋三政権の経済政策、
アベノミクスの効果や東日本大震災の復興需要などを支えに、
大成建設、鹿島などは14年3月期に連結営業増益を見込む。
 
●五輪開催でインフラ需要が拡大するのは確かだが、労働者不足が深刻化する中、
市場では「労務費や資材価格が上昇すれば、将来的に収益性が悪化する危険がある」
(ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長)との声が聞かれる。
 
各社の予想PER(株価収益率)も20~30倍台に達する。
UBS証券は「株価に割安感が乏しい」として17日付で
大成建設、鹿島の投資判断をそれぞれ引き下げた。


■割高だから、下がるよ■