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三井住友建設(株)【1821】の掲示板 2015/11/15〜2015/11/19

投資ファンド・・・・?

追跡・投資ファンド、8月暴落後「仕込まれた」株 <株探トップ特集>

20時00分配信 株探ニュース

―米運用会社は旭化成を買い増し―

 19日の東京株式市場は大幅に3日続伸し一時、1万9900円台に上昇した。8月の“中国ショック”による急落を回復し、2万円を視野に入れる展開にある。今夏以降、外国人投資家の売りが目立ったが、その一方で公募投信を含むファンド勢には割安株の下値を拾う動きも出ている。はたして、投資ファンドは調整局面で、どんな銘柄を拾ったのか。その投資姿勢は、今後の相場をみるうえでの参考になる。

●波乱局面で逆張り買いも

 東京市場が波乱局面となった8月以降の投資主体別動向を眺めると、外国人投資家は8月が約1兆1500億円、9月が2兆5700億円と2ヵ月連続して大幅な売り越しとなった。中国ショックを契機とした世界的な株式市場の下落を背景に、ヘッジファンドなどが日本株に利益確定売りを出したことがうかがえる。

 一方、この波乱局面に買い向かう投資ファンドの動きがみられた。公募投信は8月に854億円、9月は2525億円と連続の買い越し。8月第4週から10月第2週にかけては、8週連続で買い越しを記録した。

 10月こそ約560億円の売り越しだったが、長期視点に立つ個人資金を背景とする公募投信は、波乱局面では、下値を果敢に拾った格好だ。


 株式市場が反発局面となるなか利益確定で、保有株比率が引き下げられる銘柄も目立つが、直近ではフィデリティ投信やブラックロック・ジャパンなど外資系運用会社には買い増し銘柄も目立つ。

●旭化成や商社株の下値拾う

 フィデリティ投信ではインバウンド関連が目を引き、藤田観 <9722> や象印 <7965> [東証2]、相模ゴ <5194> [東証2]などを買っている。具体的には、観光ホテルやビジネスホテルが好調な藤田観の発行済み株式数の5.3%の株式を保有したことが判明したほか、象印は5.31%を持つ大株主となった。

 米大手運用会社のブラックロック・ジャパンは、横浜市のマンション傾斜問題に揺れる旭化成 <3407> の保有比率を5.01%から6.2%に引き上げたことが今月初旬に判明した。非鉄市況が下落するなか丸紅 <8002> や東邦鉛 <5707> といった銘柄も買い増している。