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明豊ファシリティワークス(株)【1717】の掲示板 2019/05/17〜2019/10/12

暑くなりましたねー
夏本番といったところでしょうか、

明豊ファシリティも決算発表を前に上方修正を
出して売買も活況を呈しております。

さてほとんどの投資家の予想に反して中間での
上方修正でしたが発表のタイミングはどうだった
でしょうか?

ここで私が足で調べたと言ったら大袈裟ですが
ひとつ参考になる情報をお伝えします。

当社がかかえるプロジェクトの総工費は7千億で
うち1千億が公共となってます(会社既発表)
現CMマーケットは3兆円と想定されています。
そのうちの20%を当社が占めていることになります。

そこで公共の利益率がどれ位なのか調べました。
2018年3月に選定された小田原市市民ホール整備
事業の総工費は63億、当社のCMフィーは7000万
でした。(CMフィーは1.1%程度)
現在基礎工事中で2021年3月に完成です。
おそらくこの内容は当社のHP及び小田原市のHP
等にも掲載されてないと思われます。
ですが開示請求すれば知ることが出来る情報です。

当社のCMの報酬基準はプロジェクトの総工費の
何%とという決め方はされず業務の難易度、携わる
社員の仕事量によって決まるようです。

報酬は毎月、業務の進行度合いによって発生し
プロジェクトがスタートし完成引き渡しまでの間
毎月ストックビジネスのように支払われるのです。

無理矢理ですが上記小田原市の例を参考にすると
7千億の1.1%=77億がプロジェクトの受注から完成
引き渡しまでに支払われることになります。

当社が半年先程度の決算予想を精緻に予想できる
のはこういったことが理由であると考えております。
ただプロジェクトによってはすぐに走り出すもの
もあれば1~2年後になるものもあるため翌期の
業績は売上は別にして今期以上というだけの
発表にとどまっていると考えてます。

ただし実際の業績が右肩上がりということが確認
され次第市場の評価は変わるもの思われそういう
意味で中間の上方修正は意味があるものと思って
おります。

これから既に発表されている豊富な公共分野の
案件と共に民間の案件はほとんど発表されない
ため現状は分かりませんが、相当数の引き合い
が来ているものと推定されます。
そのなかで公共の受注利益率を20%から30%に
引き上げる目標を掲げて不況期の対応も周到で
あります。