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WTI原油価格連動型上場投信【1671】の掲示板 2016/02/27〜2016/07/30

may さんの説明では理解できない人もいるでしょう

もっと簡単に言うと、

今日買うけど、受渡は来月 というのが 7月物
今日買うけど、受渡は2ヶ月後 というのが 8月物

今すぐ原油が必要なわけではないけれど、安いから買っておきたいという人にとっては、
8月物を買った方が7月~8月の1ヶ月間の保管コストを節約できる。

だから、もし7月物と8月物の価格が同じなら8月物を買うだろうし、
7月物を買って8月まで保管するコストよりも8月物の方が安ければ8月物を買うだろう。
逆に、7月物を買って保管するコストが8月物の価格より安ければ7月物を買うだろう。

つまり 7月物の価格 + 1ヶ月の保管コスト = 8月物の価格 となるのが自然だということ。

だから保管にコストのかかる商品先物は(ほとんど)先高になっているわけですよ。

  • >>925

    追加で説明すると

    WTI先物ロングポジションを継続するために、最終取引日前に7月物を売って8月物を買うことは、

    「7月は原油現物を引き取れないので、8月までそっちで保管しておいてね」と言うのと同じこと

    その代わり、1ヶ月の保管コスト =7月物と8月物の価格差 を払わないといけない。

    ロールオーバーコスト = 原油保管コスト というのはそうことです。

    しかも、原油の保管料も常に変動していて、

    今年1~2月のように将来の値上がりを見越して在庫を抱える人が多いと保管コストも上昇するし、

    原油が高くなり、将来の値下がりを見込んで在庫を持つ人が減ると保管コストは下落する

    そのため、原油が安くなるとロールオーバーコストは上昇し、高くなると減少するわけです。