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三井松島ホールディングス(株)【1518】の掲示板 〜2015/04/28

「国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業
乾式選炭技術システム実証事業(モンゴル)」基本契約締結について
当社の連結子会社である永田エンジニアリング株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:麦田耕介、以下、同社)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)より「国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業 乾式選炭技術システム実証事業(モンゴル)」について実証前調査を受託し、今般その基本契約書を締結しましたのでお知らせいたします。

1.今回の背景
モンゴル国は良質の原料炭を豊富に埋蔵していますが、その付加価値をつけての販売には石炭選別(選炭)が必要となり、現状の選炭技術では大量の水や重液の使用が不可欠となります。
一方で同国の産炭地域は乾燥地域でありかつ冬季は厳寒となる地域でもあるため、現状の技術では対応が困難となっています。
今般、このような乾燥・寒冷地域での選炭という課題に対し、同社は水を全く使用しない乾式比重分離技術を選炭に応用*することをNEDO に提案し、受託に至ったものです。

2.本事業の意義
本事業は、すでに他分野では実用化されている乾式比重分離技術を商業規模での選炭に応用し乾式選炭システムとして確立させるとともに、モンゴル国の石炭産業の高度化に寄与することにあり、その意義は大きいものと考えております。
3.NEDO との契約概要
本事業は、(1)実証前調査(2)技術・システム実証事業(3)フォローアップ事業の3段階からなり、全事業期間は概ね3年となります。
今般、締結するのは全事業にわたる主要条件を規定する「基本契約書」および(1)を規定する「調査委託契約書」となります。
尚、(1)から(2)への移行に際しては事業化評価が行われ、その結果により受託事業の継続の可否が決定されます。