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(NEXT FUNDS)日経300株価指数連動型上場投信【1319】の掲示板 2015/04/29〜

世の中には、2種類の投資家がいる。
①冷静に、投資する株(ETF等も含む)が騰がる場合の、その値幅とその確率及びそれに要する時間、および逆に、下がる場合の、その値幅とその確率及びそれに要する時間を計算して、前者が後者を上回ると見込まれる場合に「買」、その逆の場合は「売」、という「合理的投資家」
②上記の計算はない「感情的投資家」
である。

合理的投資家と感情的投資家とでは、下記(1)、(2)の問題に対する回答が分かれる。

(1)2009年以来、既に8年も、1口当たり純資産に対する市場価格の大幅下方乖離がほぼ継続している(ただし、乖離が縮小した時期は2度ある)のに、まだ野村アセットはこのETFを償還していない、という事実から見て、
→ 近い将来償還する可能性は高いか低いか?
→ 仮に償還するとしても、それは、現状でそうするのか、それともさらに何かの事情が加わった場合に初めてそうするのか?

さらに
(2)日本経済新聞社が日経300指数を算出廃止する可能性はあるのか?

これらの問題に対し、合理的投資家の解答と、感情的投資家の解答は、根本的に異なるようである。

どうも、感情的投資家様方の御解答は、
「買ってから(買う前から、かも)、『願望』するなり、掲示板で叫ぶなりすれば、思った通りになる」と考えている(=「この世の中は、自分が『願望』しさえすれば、その通りになる」という、まあ、なんという楽観主義)
そして、それに反論されると、数字の計算もなく「嚙み付く」というものらしい。「捕らぬ狸の」皮算用さえも、さぼっていたのだろう。
 したがって、もしも「野村アセットが近い将来このETFを償還する可能性が低い」ということになると、彼のダメージは大きい(金額的にもそうだが、彼の重視する「感情的」という点でのそれが)。

これに対する「合理的投資家」の思考は、こうである。
「これからかなりの間、野村アセットがこのETFを償還する可能性は低い」(=これは逆に、「実は可能性が高かった」と仮定しても、彼に何らのダメージがないことに注意)
「しかし、償還されなくても、他のETFより有利になる」

さて、当初投資時の目算が外れた場合に、合理的投資家がとる行動は「すぐに撤退」だが、感情的投資家がとる行動は、どうであろうか?