検索結果
-
どうですか~ 強くもないのに 飲み会だらけ 頭が痛いわ~ 皆が分かり易い 4万円に来て欲しいわ ------ 株式週間展望:7月需給不安も「鬼の居ぬ間に」上値目指す 8:05 配信 ウエルスアドバイザー 日経平均予想レンジ:3万8000-4万円 日本株相場は一進一退の動きが続き、日経平均株価は3万9000円台のふたが固い。ただ、中銀ウイークを通過したことで、いったんは相場が揚力を得る可能性がある。需給面では、7月の指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金ねん出の売りに先立ち、支援材料である配当の再投資の動きが控える。 <関心は米金利から景気動向へ> 今週は日経平均が11日に3万9336円まで上昇した。米国で半導体やハイテク株の強調展開が続き、円安も相まって日本株の一角も底堅く推移した。しかし、3万9000円台に入ると戻り売りや利益確定売りが強まる状況は変わらず、週末14日の終値は3万8814円まで押し戻された。 FOMC(米連邦公開市場委員会)メンバーの年内の利下げ見通し中央値が前回の3回から1回へ引き下げられた半面、来年については3回から4回に増加した。次のFRB(米連邦準備制度理事会)の行動が利下げであり、それは今年から来年にかけて本格化するという前提は揺るがない。 ただ、米国をめぐる投資家の関心は、政策金利の動向から景気の温度へとシフトしつつある。賃金インフレの鈍化とともに、雇用系指標には息切れ感もみられる。そうした中、経済統計に関して、株式市場が従来のように悪い内容に好反応を示す傾向は薄れていきそうだ。 来週は同国では18日に5月小売売上高、20日に6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、さらには21日に6月S&Pグローバル米国製造業PMI(購買担当者指数)が出る。市場予想を大きく下回るようなケースでは、景気悪化不安でリスクオフムードが強まることが懸念される。また、良好な内容は素直に買い材料視されるかもしれない。 <ETF関連売り前の配当再投資支え> 一方、日銀は14日の金融政策決定会合で、予想通り追加利上げを見送った。また、長期国債の買い入れ減額の決定もコンセンサスに沿うもの。次回7月会合でその具体的なスケジュールが示されるという。植田総裁の会見も当たり障りのない内容となり、焦点は7月以降に持ち越された。 中銀ウイークを通過し、来週は「鬼の居ぬ間に」日本株が米国に対する出遅れ修正に向かえるかが注目される。株主総会のピークは再来週だが、配当再投資に先回りする行動も想定できる。上場企業の前3月期の配当額は過去最高となっており、インパクトは大きい。 ただ、その後は例年の需給悪化要因である、日経平均やTOPIX(東証株価指数)型ETFの決算(分配金支払い基準日)がやってくる。これに伴い、7月8日と10日で計1兆円超の分配金ねん出売りが発生するとみられ、相場は軟化しやすくなる。 来週の日経平均の予想レンジは3万8000-4万円と特にアップサイドを広めに取る。国内では19日に5月の貿易統計と訪日外客数、21日に5月CPI(消費者物価指数)が発表される。海外では18日に米20年国債の入札があり、20日には英国で金融政策委員会が行われる。 提供:ウエルスアドバイザー社
-
米輸入物価、5月は予想外の下落 9月利下げ期待維持 2024年6月15日 米労働省が14日に発表した5月の輸入物価指数は前月比0.4%下落し、昨年12月以来の下落に転じた。エネルギー製品の価格下落を受けた。4月は前回発表から変わらずの0.9%上昇だった。 ロイターがまとめた市場予想(関税を除いたベース)は0.1%上昇だった。 輸入物価の予想外の下落は、先に発表された5月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を下回ったことと相まって、米連邦準備理事会(FRB)による9月利下げ期待を維持することとなった。 FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は 「FRB政策決定者は今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)までにインフレに期待通りの動向を見ることはできなかったが、見通しには変化の風が吹いている。9月に最初の利下げが行われる可能性は否定しない。 輸入品価格の下落は、インフレに疲れた消費者に歓迎されるに違いない」と述べた。 5月の前年同月比は1.1%上昇した。 5月は燃料価格が2.0%下落。4月は4.1%上昇だった。 食品価格は1.6%下落。4月は1.3%上昇だった。 燃料と食品を除くコア輸入物価指数は0.2%下落。4月は0.6%上昇だった。前年同月比では0.1%上昇した。 資本財は0.1%下落で、4月の0.1%上昇から反転した。 自動車・部品・エンジンは0.1%下落。4月は0.4%上昇だった。 消費財は0.2%下落し、3カ月連続のマイナスとなった。 中国からの輸入物価指数は0.2%下落。前月まで2カ月連続で横ばいだった。前年同月比は2.1%下落。 5月の輸出物価は0.6%下落し、前月の0.6%上昇から反転した。前月比では12月以来の下落で、非農産物の輸出物価の0.8%下落が響いた。一方、農産物の輸出物価は、小麦、果物、トウモロコシ、肉類の価格上昇により0.5%上昇した。 輸出物価の前年同月比は0.6%上昇。4月は0.9%下落していた。
-
つうことは、今後利上げする日本はバリュー優位なのか・・・(-_-;) ↓ 米成長株に資金流入、バリュー株から流出 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のEPFRデータに基づく週間調査によると、5日までの週は米国のバリュー株ファンドから資金が流出し、成長株ファンドに資金が流入した。 米国の成長株ファンドへの資金流入額は18億ドル、米国のバリュー株ファンドからの資金流出額は26億ドルだった。 5日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、連邦準備理事会(FRB)が今年2回利下げを実施するのではないかとの観測が強まった。伝統的に低金利環境では成長株が好パフォーマンスを示すことが多い。
-
NY市場サマリー(13日)ナスダック・S&P最高値、ドル上昇・利回り低下 2024年6月14日午前 7:19 GMT+913分前更新 <為替> ドルが上昇した。5月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想に反し下げに転じたものの、11─12日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で示されたタカ派的なトーンが材料視された。 米労働省が発表した5月のPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)0.2%下落と、市場予想(0.1%上昇)に反し下げに転じた。 また、12日発表の5月の消費者物価指数(CPI)は、前年比3.3%上昇とエコノミスト予想(3.4%上昇)を下回った。 終盤の取引で、ドル指数は0.49%高の105.20。11日には105.46と4週間ぶりの高値を付けたが、12日の米CPIの発表後は最大1%下落した。 ユーロは0.65%安の1.0739ドル。 ドルは対円で0.11%高の156.89円。 <債券> 米債利回りが低下した。米経済指標で労働市場や価格圧力の緩和が示され、利下げ期待が高まった。 米労働省が13日発表した5月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)0.2%下落と、市場予想(0.1%上昇)に反し下げに転じた。下落幅は昨年10月以降で最大となった。 指標10年債利回りは4.3ベーシスポイント(bp)低下の4.252%。 30年債利回りは3.6bp低下の4.414%。アナリストによると、米財務省が実施した30年債入札(220億ドル)は堅調だった。応札倍率は2.49倍と平均を上回り、1年ぶりの高水準となった。 <株式> S&P総合500種とナスダック総合が4日連続で終値ベースで過去最高値を更新した。ハイテク株が一段と上昇した。 この日発表された新規失業保険週間申請件数が増加したほか、5月の卸売物価指数(PPI)が予想外に下落し、早期利下げへの期待が高まった。 もっと見る S&P情報技術セクターは1.4%、フィラデルフィア半導体指数は1.5%上昇し、どちらも終値で最高値を更新した。 <金先物> 米インフレ関連指標が市場予想を下回ったことを受け利益確定の売りが優勢となり、反落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比36.80ドル(1.56%)安の1オンス=2318.00ドルとなり、5月上旬以来約1カ月ぶりの安値を更新した。 <米原油先物> 強弱まちまちの材料を眺めて売り買いが交錯した後、4日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値(終値に相当)は前日比0.12ドル(0.15%)高の1バレル=78.62ドルだった。8月物は0.11ドル高の78.26ドル。
-
米CPI(消費者物価指数)に加えて、昨日のPPI(生産者物価指数)も市場予想を下回った。米国のインフレが、しぶといけれども収まりつつある、とFRBはよんでいる。だから、今年中に今後政策金利を1,2回下げることは実現できそうだ。とそのような主旨の記事が、いくつか見られます。そのような情報をうけて株価上昇となったと思われる。さらに、ニデックは、今は安いとみている人が多いので、今後、買いが増えると個人的には期待しています。
-
米国の景気減速が次第に顕在化されつつある 私的には 為替に大きく動いて欲しい処 植田氏は 市場とのコミュニケーションの方法を学習したか も興味有りだ ------ 【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース 2024年6月14日 6:00 JST Bloomberg ⇒ PPIも減速、フランス債混乱続く、中絶薬巡る米最高裁判断 ⇒ トランプ氏登壇の会合に米銀首脳、細るインターン採用 米消費者物価指数(CPI)に続いて生産者物価指数(PPI)も予想を下回り、連邦公開市場委員会(FOMC)の四半期経済予測は、すでに古くなったとの指摘があります。FOMCが重視するのは個人消費支出(PCE)コア価格指数。月末に発表される5月の同指数は前月比0.1%上昇にとどまると、複数のエコノミストが予想しています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース 予想外の低下 5月の米PPIは前月比で予想外に低下。昨年10月以来、7カ月ぶりの大幅な落ち込みとなり、インフレ抑制への米金融当局の自信を強める新たな材料となった。PCE価格指数の算出に使われるいくつかのカテゴリーは前月比で低下。グローバルXのケン・ジョナサム氏は「要するに、データは明確だ。インフレが落ち着きつつある中、利下げの可能性が高まっており、一段と好ましい軌道上にある」と述べた。 市場の混乱続く フランス債の市場動向によれば、トレーダーの間ではさらなる下落が見込まれていることが示唆された。 近く予定されるフランス総選挙では、マリーヌ・ルペン氏が率いる極右政党・国民連合(RN)が勝利する可能性がある。欧州債市場ではフランス債が続落、安全資産と見なされるドイツ債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は7年ぶりの大きさに拡大した。ルペン氏が総選挙で勝利すれば、緩和的な財政政策を取ると懸念されている。 障害とならず トランプ前米大統領が有罪評決を受けながらも、共和党の次期大統領候補としてビジネス界のエリート層から受け入れられつつある構図が鮮明になっている。業界団体ビジネス・ラウンドテーブルが首都ワシントンで主催するトランプ氏登壇イベントには、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)ら大手米銀の首脳のほか、アップルのティム・クックCEOも出席。トランプ氏は法人税率を20%に引き下げると語った。 選挙に影響か 米最高裁は人工妊娠中絶で広く使用されている経口中絶薬「ミフェプリストン」について、完全なアクセス維持を支持した。リプロダクティブライツ(性と生殖に関する権利)と今年の選挙を左右しかねない重要なケースで判断を下した。ミフェプリストンは現在、米国における人工妊娠中絶の半数以上で使用されている。連邦高裁は昨年、郵送での処方禁止につながる判断を下し、リプロダクティブライツが広く支持される州でもアクセスが制限される恐れがあった。 学生に巨大な壁 労働市場への重要な門戸を開く夏季インターシップを巡り、学生と新卒者の間でかつてないほど激しい競争が繰り広げられた。企業がインターンの採用数を減らしているためだ。インターンシップを巡る学生の苦難は、企業が新入社員の採用を抑制している現状を映し出す。とりわけ業界全般にレイオフが広がった金融、コンサルティング、テクノロジーなどのセクターではこうした傾向が強い。 その他の注目ニュース ファストリ、セルフレジが予感させるテクノロジー企業への進化 フランス左派系政党、総選挙を控え結束で合意-マクロン氏に打撃 ウェルズ・ファーゴが10人余り解雇、「キーボード操作の偽装」で 【今朝の5本】が毎日メールで届きます。登録はこちら
-
NY外為市場=ドル上昇、インフレ鈍化もFOMCのタカ派姿勢で 2024年6月14日午前 6:03 GMT+91時間前更新 [ニューヨーク 13日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。5月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想に反し下げに転じたものの、11─12日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で示されたタカ派的なトーンが材料視された。 米労働省が発表した5月のPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)0.2%下落と、市場予想(0.1%上昇)に反し下げに転じた。 また、12日発表の5月の消費者物価指数(CPI)は、前年比3.3%上昇とエコノミスト予想(3.4%上昇)を下回った。 ただ、米連邦準備理事会(FRB)が12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で公表した金利・経済見通しで、当局者が今年の利下げを1回のみと予想したことを受け、インフレ鈍化を巡る楽観的な見方はドルを押し下げるには至らなかった。 終盤の取引で、ドル指数は0.49%高の105.20。11日には105.46と4週間ぶりの高値を付けたが、12日の米CPIの発表後は最大1%下落した。 CMEのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む年内の利下げ回数は2回で、9月に最初の利下げが行われる確率は68%と予想されている。 よりハト派的な各国中銀と対照的な米連邦準備理事会(FRB)の政策が引き続きドルの下支え要因となる可能性が高い。 ユーロは0.65%安の1.0739ドル。 ドルは対円で0.11%高の156.89円。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.86%安の6万6801ドル。
-
【為替】FOMC後の米ドル/円の行方を考える 吉田恒の為替デイリー 2024/06/13 FX マネックス ドル円 6月12日は、5月CPI(消費者物価指数)が予想より弱かったことから米金利が低下し米ドルも156円割れまで売られたが、その後FOMCの年内利下げ予想がこれまでの3回から1回に減ると156円台後半へ米ドル買い戻しとなった。 FOMC等注目イベント通過後の米ドル/円の行方について考えてみる。 焦点は投機円売りの継続性 6月12日の米10年債利回りは比較的大きく低下した。このため、日米10年債利回り差米ドル優位・円劣位も縮小したが、米ドル/円はFOMC(米連邦公開市場委員会)後に買い戻されたことから下落も小幅にとどまった。 米ドル/円と日米金利差との関係は、特に5月以降大きく崩れてきた。これは金利差円劣位縮小でもほとんど円高に反応しないことが主因だったのだろう。日米金利差は、10年債利回り差で見ると円劣位が一時2月初め以来、約4ヶ月ぶりの水準まで縮小したが、米ドル/円は150円を大きく上回る水準での推移が続いた(図表1参照)。 【図表1】米ドル/円と日米10年債利回り差(2024年1月~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券作成 金融政策を反映する日米2年債利回り差との関係で見ても、程度差はあるが基本的には同じだった。日米2年債利回り差円劣位も、6月に入り一時3月下旬以来の水準まで縮小したが、米ドル/円は当時より大きく米ドル高・円安圏での推移が続いた(図表2参照)。 【図表2】米ドル/円と日米2年債利回り差(2024年1月~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券作成 これは、金利差円劣位縮小でも円買いの反応が限られたことが大きかっただろう。例えば、ヘッジファンドなど投機筋の代表的なデータであるCFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋の円ポジションは、円売り越し(米ドル買い越し)が最近にかけて2~3月の水準まで縮小することはなかった(図表3参照)。 これまで見てきたように、金利差は、10年債利回り差、2年債利回り差の円劣位が2~3月の水準まで縮小したが、投機筋の円売り越しは限定的にとどまった。このため、金利差円劣位縮小でも米ドル高・円安の流れが変わらず、両者のかい離が拡大したということではないか。 【図表3】米ドル/円とCFTC統計の投機筋の円ポジション(2024年1月~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券作成 以上のように見ると、今回のFOMC等の結果を受けた今後の米ドル/円の行方を考える上で鍵になるのは、米金利の動向を受けた日米金利差より、投機筋の円売りが続くか否かが焦点ということになるだろう。 その投機筋の円売り、CFTC統計の投機筋の円ポジションによると、6月3日週は13万枚の円売り越しとなっていた。4月下旬に記録したこの間のピーク、17万枚からは縮小したものの、それでも2023年のピークは上回っている(図表3参照)。その意味では、投機筋の米ドル買い・円売りも「行き過ぎ」懸念が強いと考えられ、さらなる拡大余地には自ずと限度があるのではないか。 【図表4】CFTC統計の投機筋の円ポジション(2022年1月~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券作成
-
704 squ***** 6月13日 木曜日17:31 https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001569/1569/6/704 米国株、ダウ続落し35ドル安 FOMC後に売り ナスダックは最高値 米国・欧州株概況 2024年6月13日 木曜日 朝 5:45 12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比35ドル21セント(0.09%)安の3万8712ドル21セントで終えた。朝発表の5月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、買いが先行した。午後には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を慎重に判断するとの見方が広がり、ダウ平均は下げに転じた。
米金利4.2%台、週下げ幅半年…
2024/06/15 16:52
米金利4.2%台、週下げ幅半年ぶり大きさ 利下げ期待再燃 14日の米債券市場で長期金利が一段と低下(債券価格は上昇)し、4.22%程度と約2カ月ぶり低水準になった。週間の下げ幅は0.2%超と半年ぶりの大きさを記録した。米国のインフレ鈍化を示す指標が相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)の年内利下げ期待が強まった。 米長期金利の指標になる10年物国債利回りは先週末の4.43%から低下し、週間の下げ幅は昨年12月中旬以来の大きさになった。当時は米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融緩和に前向きなハト派姿勢を示したと受け止められ、金利が低下していた。 今週は米物価指標の下振れが金利低下を誘った。12日発表の5月の消費者物価指数(CPI)は伸びが市場予想を下回り、13日発表の5月の卸売物価指数(PPI)の前月比も事前の上昇予想に反して低下した。インフレ減速でFRBが利下げに動きやすくなるとの見方から、債券買いが活発になった。 FRBは12日のFOMCで、2024年中の利下げ回数の予測中央値を従来の3回から1回に減らした。パウエル議長は記者会見で物価上昇率は「依然として高い」と語り、利下げ開始までにインフレ鈍化のデータをさらに確認したいという考えを示した。だがタカ派的なFOMC後も市場の利下げ観測は根強く、FRBと開きが出ている。 金利低下を受け、今週はハイテク株が多いナスダック総合株価指数の上昇が目立った。14日も最高値を更新し、週間では3.2%高とおよそ1カ月半ぶりの上昇率の大きさだった。機関投資家の多くが運用時に参照するS&P500種株価指数も一時、最高値を更新した。14日はS&P500とダウ工業株30種平均が前日比で下落して終えた。