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日本のグロース株が、今、半導体関連を除いて悲惨な状態になっているのは、金利要因が大きい。 米国のナスダックが下落した時期は金利が急速に上昇した時だったが、金利が高止まりしている今年はナスダックは高値を更新している。 つまり金利の絶対水準ではなく、上昇局面であることが問題なのだ。 現在、日本では10年金利が1%まで上がって大きなニュースになっている。 秋が近づけば日銀による政策金利のさらなる引き上げがあるだろうというのが市場のコンセンサス。 上げ幅が小さくても金利が上昇局面入りしたというインパクトが大きい。 日本の金利がこれ以上は上がらないとわかった時に、日本のグロース株は初めて上がり始めると思う。個別価格ではなく、一般論として。
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債券15時 長期金利、横ばい 1% 日銀オペは需給引き締まる 23日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは前日から横ばいの1.000%だった。国内債の需給引き締まりを見込んだ買いが入る一方、日銀による一段の国債買い入れ減額への観測が相場の重荷になった。 日銀による23日の定例の国債買い入れオペでは、残存期間「1年超3年以下」で3750億円の購入予定額に対して応札額が3564億円にとどまり、国債買いオペで「札割れ」となった。日銀が異次元緩和を導入した2013年4月以降で初めてとなる。需給の引き締まりが意識され相場を下支えした。もっとも日銀の一段の減額観測は根強く、長期債や超長期債中心に国内債には買いづらさも残る。 超長期債には売りが目立った。新発20年債利回りは一時1.855%と11年9月以来の高さをつけた。きょうから新発債となった40年債は前日比0.005%高い2.335%だった。先物中心限月である6月物の終値は前日比8銭高の143円73銭と反発した。 短期金融市場では大阪取引所の無担保コール翌日物金利(TONA)先物が下落した。中心限月の6月物は前日の清算値に比べ0.0050安い99.8550で終えた。 全銀協TIBOR運営機関が発表した日本円の東京銀行間取引金利(TIBOR)3カ月物は、前日から横ばいの0.27727%だった。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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債券12時50分 長期金利、一段と低下 日銀オペの需給引き締まる 23日午後の国内債券市場で長期金利が一段と低下(債券価格が上昇)している。指標となる新発10年物国債利回りは前日比0.010%低い0.990%をつけた。午前は0.995%だった。日銀がきょう実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)で残存期間「1年超3年以下」の応札額が予定額に届かない「札割れ」となった。国内債の需給の引き締まりが意識され、買いが入り相場を下支えした。 日銀は23日、定例の国債買い入れを実施し残存期間「1〜3年」では3750億円の購入予定額に対して3564億円の応札があり全額を落札した。応札額は予定額に届かない「札割れ」となった。 三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊氏は「2年債利回りの上昇が一服するなか、2年債を保有していた方がいいと考える投資家がいた可能性がある」と指摘する。札割れをきっかけに需給の引き締まりが意識され国内債には買いが入った。 新発2年物国債の利回りは前日比0.005%低い0.345%、5年債は0.005%低い0.580%にそれぞれ低下した。先物中心限月である6月物は前日比11銭高の143円76銭で午後の取引を始めた。 短期金融市場では、現金担保付き債券貸借(レポ)金利が上昇した。日本証券業協会がまとめた東京レポ・レートで、翌営業日に始まる翌日物(トムネ)金利は前日比0.011%高い0.073%だった。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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この記事を発見して、内容をちゃんと読まずにコピペを送ったので理解していなかったのですが、良く読むととても興味深いニュースですね。 米国債や債券などの仕組みは基本的に日本と同じです(購入時の金利が固定レートとして利息が確定する)。ただ、米国債のオークションなどで決まっていく金利なり、その売れ行きなどで国債の値段も変化していくので、同じ商品でも時間が経てば値段が上下していきます。 では、なぜこの農林中金のように5000億円もの含み損になったかというと、米国債や債券を所有した時点での価格と、現在の同じ商品(国債や債券)を比べた時、含み損になっていると気づいて、それらが満期になる前に売ってしまったが為に5000億円もの赤字が出たと考えられます。 米国債や債券は、満期(2年なり、5年なり)になれば、元本は満額償還されますが、満期前で売却をすると、その売却時点での販売価格(今回の場合は安め)が適応されたかと思います。つまり、農林中金の米国債や債券を売買さていた人が、所有している米国債や債券に含み損があると勘違いして売却をしてしまったが為に、5000億円の赤字を抱えてしまった可能性があります。売却せず満期まで待てば、元本は全額償還され、利息ももらえたはずです。 もっと詳しく農林中金の方の話を聞いてみたり、実際の取引の記録を見ないと分からないですが、多分そうだろうと思います。 仮にこの説が合っていた場合、農林中金は大変でしょうな。笑 『農林中金、含み損と勘違い!5000億円の赤字!』、みたいなニュースに変わりそうですね。どちらにせよ、これ程の莫大な赤字なら、ちゃんと調べる必要はありますけどね。 とても興味深いニュースでした。笑
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おはようございます。 ドル円は156円台後半。 FOMC議事録では、緩和慎重を示す内容であったため、利下げ観測がやや後退した形。 ドル円は上昇、新興国通貨は軟調気味。 一方で日本の長期債金利が1%に載せるなど、日本の目先利上げが意識されてきている。 円安も限定的な気がします。 原油は77ドル台でやや下落。 中国株価は31)50あたり、やや下落。 今日はアメリカの失業保険申請件数に注目しています。 南アフリカ選挙関連では新たなニュース無し。
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FXのポジ減らしとくかな🤔 円相場、無視できぬ国内金利の上昇 「逆相関」終了も 2024/05/23 09:51 日経速報ニュース 1099文字 あるヘッジファンドでは先日、日本の新発30年物国債利回りとドルの対円相場の日足チャートを並べ、今後の運用方針を協議した。2022年以降の2つのチャートは極めて似た形をしており、主に米国側の要因で円安・ドル高が進んだのを象徴する。このファンドでは「日銀の追加利上げや米国の利下げ開始が視野に入り、(主に短期金利差の影響を受ける)円キャリー取引をこれまでのようには積み増せないだろう」との考えに傾きつつある。 市場では「日銀が円安対応として利上げを急ぐ」との予想も多い。日銀の政策正常化が進むとの警戒感が強まれば、国内株式相場がダメージを受ける公算が大きい。今週は米ゴールドマン・サックスが「日銀は持続的な利上げサイクルに入った」「26年末に国内長期金利は2%まで上がる」との見通しを示し、話題になった。株安で海外勢を含む投資家の体力が奪われると、円キャリー取引の圧縮を伴う日本への資金還流が加速しかねないというのが外為市場の「常識」だ。 日銀利上げや国内債利回りの上昇を日本国債と円の信認低下に結びつける声もあるが、日本経済の弱さが意識される事態になれば日本株にはマイナスだ。これもめぐりめぐって円高要因になる。 日本株安と円高の同時進行は今のところリスクシナリオの1つに過ぎない。ただ、投機筋などが取引に用いるコンピューターにはこうしたリスクシナリオが常にインプットされ、市場に流れてくる材料と結びつけて人工知能(AI)などが投資判断をする。タイミング次第では国内金利の上昇が突然、教科書的な円高要因として復権するかもしれない――。円の弱気派の緊張感は徐々に高まっている。
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債券15時 長期金利、11年ぶり1%台 日銀正常化の観測で 22日の国内債券市場で、長期金利が11年ぶりに1%の大台に乗せた。指標となる新発10年物国債の利回りは一時1.000%と前日から0.020%上昇(価格が下落)し、2013年5月以来の高水準をつけた。日銀が追加利上げや国債買い入れの減額など政策正常化を進めるとの観測が金利上昇を促している。さらに40年物国債入札で投資家の旺盛な需要が確認できなかったのも長期金利の上昇圧力となった。 13日には日銀が国債買い入れオペ(公開市場操作)で長期債を対象とした年限の購入額を減らしていた。歴史的な円安に歯止めを掛ける狙いもあって、市場では「日銀が6月にも月間6兆円程度としている国債買い入れ額を減らすのではないか」(外資系証券のエコノミスト)との思惑がくすぶり将来の需給悪化を警戒した売りが続いている。 財務省が22日実施した40年債(新発17回)入札では最高落札利回りが市場予想を上回り、「投資家の需要が乏しい低調な結果」(国内証券ストラテジスト)と受け止められた。入札後の流通市場ではきょうまで新発となる40年16回債が前日比0.035%高い2.520%をつけた。新発30年債利回りも同0.055%高い2.140%と11年4月以来の水準に上昇するなど超長期債に売りが加速したのも長期債相場を下押しした。 債券先物相場は4日続落した。中心限月の6月物は前日比7銭安の143円65銭で取引を終えた。 短期金融市場では無担保コール翌日物金利(TONA)先物が横ばいだった。大阪取引所では中心限月の6月物が前日の清算値と同じ99.8600で取引を終えた。全銀協TIBOR運営機関が発表した日本円の東京銀行間取引金利(TIBOR)3カ月物は前日と同じ0.27727%だった。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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債券12時50分 長期金利が再び上昇 40年入札「弱め」で 22日午後の国内債券市場で長期金利が再び上昇(債券価格が下落)している。指標となる新発10年物国債利回りは前日比0.005%高い0.985%と、11年ぶりの高水準で推移している。この日実施された40年物国債入札が「やや弱め」の結果と受け止められた。超長期債の需給の緩みが意識され、長期債にも売りが増えた。 財務省が22日実施した40年債(新発17回、表面利率2.200%)入札で最高落札利回り(複利ベース)は2.2700%と、日経QUICKニュース社(NQN)がまとめた市場予想(2.260%)を上回った。応札額を落札額で割った応札倍率は2.21倍と前回3月(2.49倍)から低下。「超長期債の需要が低調であることを改めて意識させる結果だった」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊氏)という。 流通市場ではきょうまで新発となる40年16回債は入札後の取引が成立していない。中期債にも売りが出て、新発5年物国債の利回りは前日比0.005%高い0.580%と、2011年2月以来の水準に上昇する場面があった。 債券先物相場は小動き。中心限月の6月物は前日比3銭高の143円75銭で午後の取引を始めた。入札結果が明らかになると一時143円70銭まで下げ、きょうの安値をつけた。 短期金融市場では、現金担保付き債券貸借(レポ)金利が上昇した。日本証券業協会がまとめた東京レポ・レートで、翌営業日に始まる翌日物(トムネ)金利は前日比0.017%高い0.062%だった。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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凄いプラスだよ。去年の末で変動10年国債を約19兆7613億円分は所有していて、同年の3月末のレートだと0.38%だから、年間約751億円の利息収入があったと同じ事だが、今月の決算で発表された今年の3月末の10年金利の計算では、0.75%が使用されていたため、新たに取得した変動10年国債の数を足した20兆円分で計算すると、年間約1500億円の利息収入に早変わり。 そして、さっきのニュースで長期金利が1%に上昇したので、年間1500億円の利息収入が、年間2000億円の利息収入にまで増えたという事。さらに、1.2%まで上昇する可能性があるということは、2000億円から2200億円に変更になるかもという事。毎年ね。元本補償で。 ただ、10年間持ち続けるという元での金利なので、以前から持っていた変動10年国債が満期償還して現金化という流れなんだけど、純資産の額は増える。将来的な収入も安定する。だから、今後も国債の所有数を増やして行くと、円金利を見直して、再構築案を決算のエグゼクティブ・サマリーの中で発表していた。他行とは全く反対の戦略。 他行は国債を減らし続けて株を購入している。それだとアメリカの選挙前に株が暴落したら、日本の株も暴落して、資産価値が下がる。とくに選挙後はアメリカは景気が悪くなるのは毎回の事。戦争、地震、様々な理由で株は暴落するけど、国債は元本補償。その日本の国債の長期金利が上がって行く事を見越して、変動10年国債を買い進めていたのは、ゆうちょ銀行の経営能力が優れているからに他ならない。
不動産株・REITに売り 金利…
2024/05/24 03:52
不動産株・REITに売り 金利上昇で利払い増懸念 2024/05/23 21:59 日経速報ニュース 810文字 ピクテ・ジャパンの糸島孝俊ストラテジストは「中国の不動産株が政府の市況てこ入れ策を材料に持ち直しており、日本の不動産株から投資マネーを移す動きもある」と話す。 3月に日銀がマイナス金利政策を解除し金利動向の不透明感が後退。REITは5月上旬まで上昇基調にあった。市場動向に詳しいアイビー総研の関大介代表は「これまで市場は長期金利が上昇しても1.0%程度に収まるとみていた。足元では日銀の追加利上げ観測から『1.0%を大きく超えそうだ』との見方に変わってきている」と指摘する。金利の先高観から不動産株やREITは当面軟調に推移するとの見方が多い。