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昨日はNY勢参入と同時に一気にリスクオフの動きが加速。ダウ平均が一時940ドルを超える下落となったほか、日経平均先物も27060円まで急落。WTI原油先物は何と8.6%を超える暴落。米10年債利回りは一時1.1723%まで12bpを超える急激な低下に見舞われることになりました。

 市場では「短期投機筋が米債券をドテンロングにした」ことは話題となっていますが、大手ファンド勢も「一部は踏み上げさせられた」模様。「株式から債券へのグレートローテーションが起きているだけで、それほど心配はしていない」との声も聞こえてきてはいますが、これまでも何度となく目にしてきた光景が昨日も展開されました。

 ドル円は一時109.07円まで売り込まれたものの、NY時間午後に入ると109.58円まで買い戻されて小康状態となりました。アジア時間に入ると一時109.59円まで下値を切り上げるなど底堅い動きとはなっていますが、今のところは「とりあえずは様子見」といったところですね。

 いずれにしても、一目均衡表雲下限の109.12円がかなり意識されている模様。また、一目均衡表雲上限の109.55円が「終値ベースでの重要なポイント」となっていることも確か。市場からは「金利にしろ、株式にしろ、少々やり過ぎた感が強い」との認識が広がっているようで、4連休を控えた、何もなければ無風のはずの東京市場ではありますが、戻りの目処を試す動きとなっていきそうです。

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