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ひとりごと
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 昨日は、週明け早朝のオセアニア市場ではEURO2020の決勝戦。そして、本日はアジア時間に米メジャーリーグでのホームランダービー。市場は取引どころではなかったのかもしれませんが、ドル円は狭いレンジでの様子見が続いていたものの、ダービーが終ると同時に少々動意付いてきているといったところ。昨日高値の110.40円を上抜けると一時110.44円まで値を上げています。

 市場では「一目均衡表基準線の110.43円と一目均衡表転換線の110.60円がポイント」との声も聞かれるなか、戻りの目処を確かめることになりそうです。先週の木曜日に突如として起きた謎のリスクオフ相場も、結局は「一部米系HFのポジション調整」ということでコンセンサスが出来つつある模様。翌日の一転したリスクオンの動きをみても、それは明らかです。

 米株式市場が主要3指数とも揃って連日の史上最高値を更新。日経平均もおこぼれに預かっているとはいえ、昨日から急速な買い戻しとなっているわけで、日本株が直面している、オリンピックを巡る国内統治能力の欠如が引き起こす投資対象としての存在意義の希薄化を十分に補うものとなっているのかもしれません。

 いずれにしても、本日は注目の6月米CPI。その後に米30年債入札も控えているとあって、結局は米長期金利の動向に敏感に左右される相場が続いてくことになりそうです。

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