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 昨日は、OPEC+の交渉決裂を受けて急伸していたWTI原油先物が一転して急落。6月米ISM非製造業指数が予想を下回ると、米10年債利回りが一時1.3464%まで急激な低下。ダウ平均も一時400ドルを超える下落となるなど、全般リスクオフの動きが強まりましたね。

 アジア時間から買われていたNZドル円などが一転して下落したほか、ユーロ円も大幅な下落。ドル円は一時110.52円まで値を下げることになりました。アジア時間に入ってからも、日経平均が寄付から480円を超える下落となったこともあり、戻り売りに押される展開。昨日安値を下抜けて一時110.40円まで安値を更新しているといったところです。

 市場では、「一目均衡表転換線と基準線に挟まれたレンジ相場となりそう」との声も聞かれていますが、目先は基準線の位置する110.43円を意識した神経質な動きが続いています。

 いずれにしても、昨日のアジア時間で急浮上したRBNZの11月利上げ説。米国の金融政策に変化の兆しがみられるようになったことによる、より前倒しした利上げへの動きとなるわけで、カナダにせよ、NZにせよ、米国よりも前に調整を始めておく必要性が出て来ていることは事実。3連休明けの米債券市場では、ポジション調整の動きが加速しましたが、今後、益々米金利動向への依存度が高まっていくのかもしれません。

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