投稿一覧に戻る ひとりごとの掲示板 134 dailyWorker tran 2021年7月1日 12:53 昨日は、6月月末であったと同時に第一四半期末。欧米企業にとっては中間期末という特別な節目となりましたね。アジア時間から本邦勢としては「かなり盛り上がりにかける」四半期末となりましたが、NY時間に入ってからはドル買いの動きが強まる展開となりました。 きっかけとなったのが6月ADP全米雇用報告の数字。非農業部門雇用者数が69.2万人と予想の60.0万人を上回る強い数字となると、それまで110.50円を挟んだもみ合いが続いていた、そして一時110.42円と一目均衡表転換線に面合わせしていたドル円は下値を切り上げる動きに。5月米住宅販売保留指数が前月比で8.0%と予想の▲0.8%を大幅に上回る強い結果となると前日6月29日の高値110.76円を上抜けることになりました。 仕上げはLDN16時(日本時間24時)のフィキシングでのドル買いフロー。一気に111.12円と6月24日の年初来高値まで面合わせしてNY市場を引けました。米10年債利回りは四半期末特有のデュレーションのリバランス絡みの買いが観測されると1.4359%まで低下したものの、結局、1.4680%まで戻して引けるなど、それぞれが期末要因が影響した動きとなりました。 そして、期初の東京市場ですが、ドル円は朝方に高値を更新。一時111.16円まで値を上げた後、111.03円まで下押し。その後は再び下値を切り上げるなど、111円台を値固めしているような動きとなっています。 市場では昨日から週末まで存在する111.00円のドルコールオプションが話題となっていますが、こうなってくると、111.00円がオプションも含めてサポート要因となってくるといったところ。実需勢の買い遅れ感が益々強まっているなかで、新たなレンジへの動きを模索し始めているのかもしれません。 返信する 投資の参考になりましたか? はい0 いいえ0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
昨日は、6月月末であったと同時に第一四半期末。欧米企業にとっては中間期末という特別な節目となりましたね。アジア時間から本邦勢としては「かなり盛り上がりにかける」四半期末となりましたが、NY時間に入ってからはドル買いの動きが強まる展開となりました。
きっかけとなったのが6月ADP全米雇用報告の数字。非農業部門雇用者数が69.2万人と予想の60.0万人を上回る強い数字となると、それまで110.50円を挟んだもみ合いが続いていた、そして一時110.42円と一目均衡表転換線に面合わせしていたドル円は下値を切り上げる動きに。5月米住宅販売保留指数が前月比で8.0%と予想の▲0.8%を大幅に上回る強い結果となると前日6月29日の高値110.76円を上抜けることになりました。
仕上げはLDN16時(日本時間24時)のフィキシングでのドル買いフロー。一気に111.12円と6月24日の年初来高値まで面合わせしてNY市場を引けました。米10年債利回りは四半期末特有のデュレーションのリバランス絡みの買いが観測されると1.4359%まで低下したものの、結局、1.4680%まで戻して引けるなど、それぞれが期末要因が影響した動きとなりました。
そして、期初の東京市場ですが、ドル円は朝方に高値を更新。一時111.16円まで値を上げた後、111.03円まで下押し。その後は再び下値を切り上げるなど、111円台を値固めしているような動きとなっています。
市場では昨日から週末まで存在する111.00円のドルコールオプションが話題となっていますが、こうなってくると、111.00円がオプションも含めてサポート要因となってくるといったところ。実需勢の買い遅れ感が益々強まっているなかで、新たなレンジへの動きを模索し始めているのかもしれません。
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