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(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信【1357】の掲示板 2020/05/13

ダウ平均、下げ幅一時600ドル超に拡大 著名投資家が「買われすぎ」と指摘
2020/05/14 01:41 日経速報ニュース 522文字
【NQNニューヨーク=松本清一郎】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均の前日比の下げ幅が600ドルを超える場面があった。同日午前の講演で米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が景気下振れリスクを強調し、投資家心理を冷やした。著名投資家のデビッド・テッパー氏が米テレビで「株は買われすぎ」と発言したことも売りを促したようだ。

 パウエル議長は新型コロナウイルスの感染拡大による景気の落ち込みについて「範囲やスピードが近年で前例がなく、第2次世界大戦後のどの不況に比べても深刻だ」と指摘した。さらに「先行きの不透明感の強さや景気の下振れリスクの高さを考慮すると(対策が)最後にはならない可能性がある」とし追加対策も示唆した。

 米市場では経済活動の再開で新型コロナ感染の「第2波」が起きかねないとの警戒感が浮上し、景気回復への楽観論が後退しつつある。13日は首都ワシントンの市長が、15日が期限だった外出規制を6月8日まで延長すると発表した。

 著名投資家の「警告」も相場の重荷になった。テッパー氏は米CNBCの番組で「現在の株式市場は(IT=情報技術バブルが起きた)1999年に次いで、自分の経験では過去2番目に買われすぎの状態だ」と指摘した。