上場インデックスファンドアジアリート【1495】の掲示板

>>15

　流動性すなわち、市場で売買されている口数は関係ないと思います。発行済みの株数が決まっている株式や個別リートと違い、ETFは買いたい人が多ければ指定参加者が市場に入って売ってくれます。そのため、ETFの受益口数（投資家が持っているETFの口数の合計）が増えたり減ったりします。運用会社は、その運用資産から分配金を受け取り、その後受益者に分配しますが、受け取った時と分配する時では、受益口数が変わってしまうことがあるのです。受益口数が増えても、運用会社が資産から得た額以上を分配するわけにはいかないので、1口あたりの分配金は、本来得られるものよりも少なくなってしまうということのようです。
　今は、アジアリートETFを買おうとする人はそれなりにいても、売ろうとする人はあまりいないことが想像できます（まだ分配金もあまりもらっていないし、わずかな値上がりで利益確定売りするのも空しいなどの理由）。ゆえに、ある程度時間が経ち、買いたい人と売りたい人の数がつりあってきたとき、本来の分配金利回りになるということです。