(株)ＳＨＩＦＴ【3697】の掲示板 2015/10/14〜2016/01/13

>>1001

分析続き

まず、シフトの成長のカギは優秀なエンジニア正社員の伸びだと思っています。
シフトの売上の構成は利益率の高い順にヒンプラ・コンサル・ソリューションになると思いますが
上流工程から関わるコンサルを担うのがエンジニア正社員と推察しても間違いはないでしょう。
ここが伸び、それに付随してテストであるソリューションが伸びるかたちでしょう。
また同業他社が派遣・請負でクライアントに常駐でデバックにあたるのに対しシフトは属人性を排し
（そのエンジニアの力量に左右されないように）知見や力量のある人が「しくみ」に基づき
コンサル・テスト設計を細密に行い、
続いて非エンジニアでもできるテスト実行を臨時雇用エンジニア・外注パートナーが実行する。
このテスト実行の部分は労働集約的ですが、コンサルからテストの流れは全体でシスティマティックで
効率的そして人的リソースを有効に活用して行われるのが強みになっていると思っています。
それが低コストで、ナレッジの累積によって網羅的になり共有を通して属人性から解放され品質を担保すると。

15年2Qの決算動画でこの正社員エンジニアの確保が軌道にのり・・と丹下氏が言っていたとおり以後の頭数は
順調に伸びています。それによりコンサルの業績の伸びが表れているわけです。

一方でコンサル1に対しソリューション2の比率で伸びているといわれるように
ソリューション担当のエンジニアの必要数も大いに伸びているわけです。
以前（15本決後）、IRにソリューション担当の臨時雇用エンジニアの確保に苦労していますか？と聞いた時には
そこは順調に苦労することなく増やせていると言っておられました。
161Qの決算説明書を見る限りそれでも需要の多さに追いつかないというところが実情でしょう。

今回の決算では外注パートナーの人数は208人達しエンジニアに占める外注パートナー比率も過去最高です。
この外注パートナー比率の高まりは営業利益率の低下を招く一因になっています。