投稿一覧に戻る (株)フィックスターズ【3687】の掲示板 2023/02/03〜2023/06/07 762 オッマイガ 2023年5月18日 08:27 本当に利益に繋がるんだろうな!助成金頼みではないよな、と勘繰ってしまいますよ。SaaS事業も目標達成してなんぼですよね。石の上にも8年半です(笑) フィックスターズ<3687.T>が、動き始めた量子コンピューター市場の需要を取り込みつつある。大学などの研究機関から企業の商業利用へとフェーズが広がる中で、先発の強みを発揮する見通しだ。 <先発の強み、企業の活用広がる> 量子力学特有の「量子重ね合わせ」「量子もつれ」といった現象を応用し、飛躍的な情報処理能力を実現した量子コンピューター。スーパーコンピューターでも1万年かかるとされる計算問題の解答を、3分あまりではじき出した例もある。暗号の解読や新薬開発、自動車の渋滞解消のような複雑なデータ分析を短期間で遂行することなどで、多方面での技術革新への寄与が期待されている。 今年4月には東京大で、米IBMが開発した国内最高性能の商用量子コンピューターが稼働した。日本勢も攻勢を強め、理化学研究所(埼玉県和光市)が国産初号機を完成、クラウドで外部から利用できるサービスを開始する。 ITを駆使したソリューション事業を展開するフィックスターズは、企業の量子コンピューターの活用を支援する。同社はこの分野の先駆けに当たるカナダのD-Wave社と2017年に提携するなど、いち早く市場参入を果たしている。工場の生産向上を足掛かりに、物流向けの配送ルートの最適化や、ものづくりの現場での効率的な人員配置やスマート化など、応用範囲は幅広い。 <国策に乗り引き合い増> フィックスターズの三木聡社長は、「大学や企業からの(量子コンピューターを用いたサービスの)受託はかなり増え、長期契約や大型案件にもつながっている」と話す。特に企業の活用はまだ始まったばかりで、実装が進めば同社の強力な収益源になる見通しだ。 岸田内閣の肝いり政策「新しい資本主義」にも、量子コンピューターは重点投資項目の1つとして盛り込まれている。「国の助成金が付いた案件が結構多い」(三木社長)といい、新年度入りに伴うプロジェクトの増加も見込まれる。 また、同社はドローン事業にも注力している。多数の機体をまとめてコントロールする技術の確立を目指し、それに関してもAI(人工知能)や量子コンピューターを生かしていく考えだ。 今9月期の連結営業利益は、12日に発表した上期決算が10億円(前年同期比15%増)に拡大した。通期は20億円(前期比23%増)を計画する。株価は決算発表を受けていったん下落したものの、量子コンピューターの潜在力を加味すると「出尽くし」と判断するには早過ぎる。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] そう思う34 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
本当に利益に繋がるんだろうな!助成金頼みではないよな、と勘繰ってしまいますよ。SaaS事業も目標達成してなんぼですよね。石の上にも8年半です(笑)
フィックスターズ<3687.T>が、動き始めた量子コンピューター市場の需要を取り込みつつある。大学などの研究機関から企業の商業利用へとフェーズが広がる中で、先発の強みを発揮する見通しだ。
<先発の強み、企業の活用広がる>
量子力学特有の「量子重ね合わせ」「量子もつれ」といった現象を応用し、飛躍的な情報処理能力を実現した量子コンピューター。スーパーコンピューターでも1万年かかるとされる計算問題の解答を、3分あまりではじき出した例もある。暗号の解読や新薬開発、自動車の渋滞解消のような複雑なデータ分析を短期間で遂行することなどで、多方面での技術革新への寄与が期待されている。
今年4月には東京大で、米IBMが開発した国内最高性能の商用量子コンピューターが稼働した。日本勢も攻勢を強め、理化学研究所(埼玉県和光市)が国産初号機を完成、クラウドで外部から利用できるサービスを開始する。
ITを駆使したソリューション事業を展開するフィックスターズは、企業の量子コンピューターの活用を支援する。同社はこの分野の先駆けに当たるカナダのD-Wave社と2017年に提携するなど、いち早く市場参入を果たしている。工場の生産向上を足掛かりに、物流向けの配送ルートの最適化や、ものづくりの現場での効率的な人員配置やスマート化など、応用範囲は幅広い。
<国策に乗り引き合い増>
フィックスターズの三木聡社長は、「大学や企業からの(量子コンピューターを用いたサービスの)受託はかなり増え、長期契約や大型案件にもつながっている」と話す。特に企業の活用はまだ始まったばかりで、実装が進めば同社の強力な収益源になる見通しだ。
岸田内閣の肝いり政策「新しい資本主義」にも、量子コンピューターは重点投資項目の1つとして盛り込まれている。「国の助成金が付いた案件が結構多い」(三木社長)といい、新年度入りに伴うプロジェクトの増加も見込まれる。
また、同社はドローン事業にも注力している。多数の機体をまとめてコントロールする技術の確立を目指し、それに関してもAI(人工知能)や量子コンピューターを生かしていく考えだ。
今9月期の連結営業利益は、12日に発表した上期決算が10億円(前年同期比15%増)に拡大した。通期は20億円(前期比23%増)を計画する。株価は決算発表を受けていったん下落したものの、量子コンピューターの潜在力を加味すると「出尽くし」と判断するには早過ぎる。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]