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(株)ダブルスタンダード【3925】の掲示板 2022/05/17〜2022/10/04

>>63

それと、IPO6~7年後で配当の大小で企業の優劣を図っているのも違和感ありあり。
一般的に配当が高い企業はよく言えば安定企業、悪く言えば成長が止まりつつある企業。
これからどんどん成長していく企業であれば、利益を配当に回さず投資に回すことが多い。

例えばアマゾンはいまだに配当金が0。理由は利益を配当金として株主に還元するより、投資で更に利益を積み増していった方が株主のためになると考えているため。
で、アマゾンの時価総額は約130兆円。一方ダブスタは270億円程。

IPOして日が浅くてもダブスタ以上に業績が良い企業は沢山あるが、その多くは利益を将来の為の投資や広告宣伝費に使っているので配当性向は低め。(一株配で論じるのは無意味)

もし「IPOして日が浅い企業でも、配当が多い企業素晴らしい」と言う事になったら、若い企業は将来への投資や人材確保、知名度向上のための広告費を全て止め、利益を全て配当として株主に還元する。
そんなことしたら企業は全く成長しなくなるが、そんな企業が素晴らしいの?

ダブスタはBtoB企業のため広告宣伝費が要らず、且つ固定費がかからない業界の為、配当性向が高くなっていている。
それとは反対にメルカリはBtoC企業なので広告宣伝費はかかるし、プラットフォームの構築に資金を要するし、今後の成長のためにアメリカなどへも投資をしているので配当性向は低い。では、メルカリはダブスタより猛烈に劣っている企業なのかと言うと、そんなことはない。

一般的に会社の優劣は時価総額できまる。

トヨタ自動車の来期一株純利予想は164円。配当性向30%として、一株配は50円程。(IPO6,7年とかは置いといて)、「ダブスタの一株配はトヨタとほぼ同じ。ダブスタはトヨタと同レベルの企業だ!」なんて思う投資家は皆無。
「トヨタの時価総額は34兆円でダブスタは270億円。トヨタに比べたらダブスタはまだまだな企業だな」と投資家なら時価総額で比較する。