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(株)ミンカブ・ジ・インフォノイド【4436】の掲示板 2024/05/15〜2024/05/31

決算に対する印象
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドの2024年3月期の決算説明資料から以下のポイントを評価します。

売上高の大幅な増加:

2024年3月期の売上高は約100億円に達し、前年同期比で45%の増収を達成しました。これは、Web3.0技術や生成AIなどの先進的技術の活用、新規事業の具体化などが主因です。
2025年3月期にはさらに50%増の売上高150億円を見込んでおり、上場来最大の増収となる見込みです。
営業利益の回復予測:

2024年3月期はネットワーク広告市況の回復遅延や情報系ソリューションの獲得の遅れにより赤字となりましたが、2025年3月期には19億円の営業利益改善を見込んでいます。
成長投資が下期に集中するため、利益も下期に偏重する見込みです。
事業別の成長:

ソリューション事業は既存顧客からのリピート需要や新規サービスの収益貢献により25%の増収を見込んでいます。
メディア事業も成長が期待され、生成AIの活用や統合アプリの普及により16%の増収を見込んでいます。
今後の懸念事項
広告市況の不確実性:

ネットワーク広告市場の回復が遅れており、Cookieレスの影響も無視できません。このため、広告収益の増加は慎重に見積もる必要があります。
固定費の先行:

収益多様化策のための先行投資により、固定費が上期に先行することから、特にQ1の業績は赤字が継続する見込みです。
新規事業の収益化タイミング:

新規事業の収益貢献が本格化するのは下期以降となるため、短期的な収益確保に課題が残ります。
資本政策の柔軟性:

今後の資本政策の機動性・柔軟性を確保するために減資を実施予定ですが、これが実際にどのような影響を与えるかについては注視が必要です。