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HEROZ(株)【4382】の掲示板 2019/12/10〜2020/03/06

>>663

追証発生時、信用買い方はどう動く? 他人のピンチを自らのチャンスに変えろ (1/2):MONEYzine:資産運用とお金のこと、もっと身近に http://moneyzine.jp/article/detail/176949 @moneyzine_jpから

株価下落で、追証ギリギリの信用個人が増加 この状況をどう活かす?

 日経平均は8月31日に10767.00円の高値を付けた後、10月5日には一時9669.31円まで売り込まれた。1ヵ月強で、下落幅は1097.69円、下落率は10.2%に達した。平均株価がここまで下がったということは、銘柄によっては、高値からの下落率が2割~3割に達したものはゴロゴロあることだろう。

 なお10月に入り、信用取引を行っている投資家(特に、個人)の評価損益率が急激に悪化し、追証が発生した、もしくは、維持率が追証発生ギリギリにまで低下した信用個人が相当数に達していると観測されている。そして、5日の相場下落の需給的な主因として、彼らの整理売りが囁かれていた。

デイトレ初心者向け、信用取引とは?

 信用取引を行っている個人にとっては、釈迦に説法だろうが、当コラムを読んでいる方は、デイトレ初心者も想定している。そのため、相場下落局面での信用買い方(信用取引で株を買っている人)の行動や心理を簡単にまとめておく。

 信用取引で株を買うということは、証券会社等から買い付け代金を借金することに他ならない。また、多く投資家は、保有株式を現金の代わりに証拠金として差し入れて、信用で買い建てる。そのため相場下落局面では、差し入れた代用有価証券が目減りするだけでなく、買い建て玉にも含み損が発生し、ダブルパンチを食らうものだ。

 なお、代用有価証券の掛け目(評価率)は、証券会社によって異なるが、あるネット証券は、前々営業日の最終価格(気配)の原則70%としている。例えば、前々営業日の最終評価額が100万円の銘柄の場合、70万円(=100万円×70%)の現金(現金の掛け目は当然ながら100%)として評価される。

 前述のダブルパンチを食らうと、委託証拠金維持率が著しく低下することになる。ちなみに、委託証拠金維持率は、

保証金維持率(%)
=(委託保証金現金合計+委託保証金代用証券[掛目を考慮した現金換算]合計-建玉評価損-決済損-諸経費)÷未決済建玉代金合計×100

で算出される。

 通常のネット証券の信用取引の委託証拠金維持率は33%だ。つまり、信用取引を活用すれば、代用有価証券と差し入れた委託証拠金(現金)の合計の評価額の約3倍まで、買い建てることが可能ということだ。そして、通常、最低保証金維持率は25%に設定されている(なお、最低保証金維持率は証券取引所の規制等または証券会社独自の判断によって変更されることがある)。

 この最低保証金維持率の25%を下回った場合、投資家は、追加の証拠金の入金を迫られることになる。これがいわゆる追証(おいしょう)だ。通常は、最低保証金維持率を下回った日の2営業日後の正午までに、保証金維持率が 33%以上に回復するまで委託保証金を差し入れる必要があるのだ。