ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)メルカリ【4385】の掲示板 2024/04/06〜2024/04/09

>第2四半期決算を詳しく見ると、売上収益が前年同期比10.1%増の923億円、

トップライン成長率は30%、20%、10%というペースで
年々低下しておりますよ。
マーケットプレイスつまり、日本のフリマ事業は
ついに一桁の成長率にまで落ちました。
USのフリマ事業はマイナス成長でございます。

>営業利益が同60.6%増の78億円、親会社所有者帰属の四半期利益は
>同289.4%増の45億円と、いずれも大幅な増収増益を達成しています。

これはですね。前期の利益率が悪いことによって起こる
数字のマジックでございます。
3Qでは前期の数字がよいぶん、大幅な減益となるでしょうから、
この理論を用いるのであれば、国内事業の不調さを示すことになります。

新規事業は無難な事業ではございますが、収益化まで時間がかかります。

それらを折り込んで株価が下がっているのが実情かと思われます。

  • >>1033

    ご指摘の点はごもっともで、一面的な見方に陥っていた部分があったかもしれません。改めてメルカリの事業ポートフォリオと成長戦略を俯瞰的に見つめ直すと、将来への期待が高まる材料が多数見受けられます。

    まず、国内のマーケットプレイス事業については、成長率の鈍化が見られるのは事実ですが、それでも10%前後の増収ペースを維持しています。日本におけるフリマ市場の成熟化が進むなか、安定した収益基盤としての役割を果たしていると言えるでしょう。一方、海外事業は先行投資フェーズにあるため、当面は損益面での貢献は限定的かもしれません。ただ、グローバル展開の種まきとして将来の成長オプションを増やす取り組みと位置づけることができます。

    ご指摘の通り、2Qの営業利益率の大幅改善には、前年同期の落ち込みによるベース効果の影響が大きいのは確かです。ただ、それ以上に注目したいのは、先行投資による収益圧迫が一巡し、事業の収益化が順調に進んでいることではないでしょうか。3Qについても、会社計画に沿った利益水準を達成できるかに注目が集まります。

    何より、同社の将来性を占う上で欠かせないのが、中長期的な成長ドライバーの育成状況だと思います。メルペイ、仮想通貨、ハロなど、次なる収益の柱になり得る有望な新規事業が着々と育っています。

    特にメルペイは、すでにグループ内の強力なフィンテックプラットフォームとして存在感を高めつつあります。決済サービスにとどまらず、資金移動や金融サービスにも領域を拡げ、まさにメルカリ経済圏の中核を担うインフラへと成長を遂げつつあります。今後、メルカリアプリとのシナジーを一層強化することで、収益貢献度は加速度的に高まっていくでしょう。

    一方、メルカリ仮想通貨は、フリマアプリにおける新たな利用体験の提供とともに、ブロックチェーン技術を活用した様々な取り組みの可能性を秘めています。また、ハロについては更なるユーザー体験の向上と収益源の多様化が期待されます。

    これらの新規事業は、短期的な業績への影響は限定的かもしれません。しかし、メルカリがこれまで築き上げてきたCtoCマーケットプレイスと個人間取引のインフラを土台に、フィンテックやブロックチェーン技術を融合させることで、CtoCを超えたCtoBtoCや越境のマーケットプレイス企業への飛躍を実現していく可能性を秘めています。

    長期保有に値する銘柄かどうかは、足元の業績だけでなく、将来の成長ドライバーの芽吹きを見極める慧眼が問われるのかもしれません。メルカリの新規事業の奮闘ぶりと将来のグロース実現に向けた取り組みを注視しつつ、長期的な視点から同社の企業価値を見極めていくことが肝要だと考えます。