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CYBERDYNE(株)【7779】の掲示板 2018/08/18〜2018/08/21

19.3期1Qは一時的要因もあり上場後初の減収に
19.3期1Q(4 6月期、IFRS)業績は、売上収益(売上高)が前
年同期比5.3%減の3.35億円、売上総利益は前期比4.3%減の
2.32億円。1Qでは14.3期以降で初の減収となった。主な要因は、
厚生労働省の介護ロボット導入支援(補助金)事業の売上高
1800万円がなくなった他、政策的背景から一時的にレンタルさ
れていたHAL介護支援用の契約期間終了で1200万円減少したた
め。市場ではHAL医療用の1Q末の稼働台数が前年同期比では51
台増と伸びたが、18.3期4Q末比では4台の増加にとどまったこと
が懸念されている。会社側は契約時期等により踊り場になったと
のこと。18.3期末は前期比69台増だった。
■ 2Q以降、海外拡大やHAL腰タイプ好調で再加速へ
19.3期2Q(7 9月期)以降については、HAL医療用がアジアの
複数国で導入協議が進んでいる模様。下期は昨年12月に医療機器
承認を取得した米国が伸び、欧州数カ国(スペイン、イタリア、
フランス等)にも導入が拡がる見通し。さらに、作業支援用(前
4Q比57台増)・自立支援用・介護支援用などのHAL腰タイプ、
AI清掃ロボット、発話や身体動作が著しく困難な人でも意思伝達
やナースコールなどの操作を可能にする「Cyin福祉用」などの牽
引を見込む。ドイツでの公的医療保険申請手続きは、追加データ
を提出し当局の反応待ち。株価は約4年ぶりに1000円(権利修正
後)を割り込んだ。各国機関の回答待ちや着実な事業スタイルも
あり、業績は市場の期待から遅れ気味。ただ、HAL医療用の導入
国拡大の動き、米国での本格拡大などから2Q以降の売上拡大が
見込まれ、1000円割れは買い場と考える。