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(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2024/05/03〜2024/05/13

外資の止まらぬ中国離れ、直接投資8割減 4つの逆風が原因に

 中国におけるイノベーションの集積地と名高い広東省深圳市。その郊外に工場を構え、デジタル機器の設計・開発・製造を受託するJENESIS(ジェネシス、東京・千代田)の藤岡淳一社長はこの数カ月、ある要求に悩まされている。

 「メード・イン・チャイナではなく、何とかしてメード・イン・ジャパンにしてほしい」。顧客である日本企業からの生産地変更の要望だ。

 これまでジェネシスは携帯翻訳端末「ポケトーク」やタブレット、スマートウオッチなどを受託。きめ細やかなサポートと、中国における安価なサプライチェーン(供給網)を武器として日本企業の心をつかんできた。足元では円安になっているものの、もし、生産地を日本に切り替えれば「コストが倍増し、日本企業はメリットを享受できなくなる」(藤岡氏)。

 なぜ、日本企業はこのような要望をしてくるのだろうか。藤岡氏は「顧客の多くははっきりと口にしないが、漠然とチャイナリスクを避けたいという思いがあるのだろう」と見る。

 ジェネシスは日本企業に対して生産地変更によるコスト面のデメリットなどを丁寧に説明し、チャイナリスクの払拭に向けて動いている。結果、一部の日本企業を除いて中国生産の了承を得られたが、生産拠点を分散することも検討する。製造受託サービスを手掛ける企業のM&A(合併・買収)なども探っているという。

 習近平(シー・ジンピン)国家主席の異例と言える3期目が本格始動して約1年が経過した中国。権力の集中が進むことで「習1強」と呼ばれる中、日米欧を中心とした外資企業の中国離れが顕著になり始めている。

 「中国の駐在者を減らして、東南アジアに振り向けるようになった」「中国の2拠点のうち1拠点の閉鎖を決めた」。上海に駐在する日本企業の幹部や社員の間では縮小や撤退の話が相次ぐ。日本を含めた外資企業は中国政府に対する警戒感を強めている。


各国の企業が中国から撤退してるのに
JDIは中国に工場建ててどこに供給するんじゃ?

中国企業への供給は出来るだろうが買い叩かれるじゃろw