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(株)オプトラン【6235】の掲示板 2022/04/22〜2023/10/03

光学薄膜装置のオプトラン<6235.T>は、スマートフォン用カメラの高画素化を支えるALD(原子層堆積)装置が成長の原動力として期待される。<スマホカメラの高画素化支える> 同社はスマホや車載機器向けの光学薄膜装置を手掛ける。特殊な成膜技術を駆使したALD装置が注目材料。電子デバイスの高性能化や小型化を支える機器として、需要拡大が見込まれる。 今12月期は、スマホの生産調整が続く環境下ながらもカメラの高画素化ニーズをとらえ、第1四半期(1-3月)のALDの売上高は前年同期の4倍近い19億円に拡大した。2021年以降では四半期として2番目の高水準に当たる。その勢いは第2四半期(4-6月)以降さらに加速する可能性が高い。 なお、ALDの四半期受注高は、前期第3四半期(昨年7-9月)の72億円をピークに調整しているが、市場では受注残高は今年3月末で150億円規模とも推測されている。主要顧客の米スマホメーカー向けの受注も、今後盛り上がるとみられる。<今期利益は上ブレ視野> 同社の今期の連結営業利益の通期計画は86億円(前期比16%増)で、第1四半期の実績は26億円(前年同期比3.5倍)。進ちょく率は3割と高い水準だ。ALD装置の本格化に加え、自動車のばん回生産に伴うIoT(モノのインターネット)機器の回復も見込まれ、業績予想は上ブレが視野に入る。 株価は2月に急落しており、その際に開けた日足の大きなマドを早期に埋められるかが焦点となる。今期第1四半期決算で収益の復調が確認されたことで、足元では下値を切り上げる動きが定着してきた。中期で昨年11月の高値2774円がターゲットになる。[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]提供:ウエルスアドバイザー社