(株)フルッタフルッタ【2586】の掲示板 2016/06/27〜2016/08/23

神奈川県は28日、2020年の東京五輪の際に江の島（同県藤沢市）で開かれるセーリング競技成功に向けて、日本マリーナ・ビーチ協会神奈川県支部と覚書を交わした。セーリングの魅力を広めるためのイベントや、島内にある船の移動などで協力する。

　８～10月に「史上最大級のヨットフェスティバル『ＥＮＪＯＹ　海　ＫＡＮＡＧＡＷＡ』」と題してイベントを共催する。期間中、県内各地のマリーナでセーリングやカヤックなどを体験できる機会を設ける。

　10月８～９日には一連のイベントで最大の催しをリビエラ逗子マリーナ（逗子市）などで開催する。俳優の加山雄三氏の愛称を冠したヨットレース「若大将カップ」の観戦クルーズや海をテーマにしたコンサートなどを開き、セーリングへの関心を高める。

　同日記者会見した黒岩祐治知事は「世界に向けてセーリングと言えば湘南と呼ばれるよう機運を高めたい」と意気込みを語った。イベントの名誉委員長を務める加山氏は「今まで関心がなかった若者にも神奈川や湘南、海に興味をもってもらうため全力を尽くす」と述べた。

　覚書に基づき、同協会は五輪や１年前に開かれるプレ大会などの際に島内から移動させる船の受け入れにも協力する。島内に停泊している約200艇のクルーザーを県内各地のマリーナで受け入れる用意があるという。