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(株)ispace【9348】の掲示板 2024/04/11〜2024/04/12

ミッション2にて月に輸送するマイクロローバーのQualification Model試験を完了 月面探査ミッションに向けた重要な開発マイルストーンを達成

2024年4月12日
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)は、当社欧州法人であるispace EUROPE S.A. (以下ispace EU) が、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2において、RESILIENCEランダー(月着陸船)により月に輸送され、月面探査を行うマイクロローバー(小型月面探査車)のQualification Model(以下QM、認定モデル)を使用した試験を完了し、重要な開発マイルストーンの一つを達成したことをお知らせいたします。
また、今回の試験完了に合わせ、欧州宇宙機関(ESA)Human and Robotic Exploration部門のDirector、Daniel Neuenschwander氏がispace EUオフィスにある組立施設を訪れ、マイクロローバーの開発進捗を視察されました。

ミッション2で行う月面探査に向けた認定モデルの製造と環境試験の完了は、ローバーの設計を検証し、ローバーがロケット打ち上げ時の振動等の負荷に耐え、月面で活動することが出来るかを実証する重要な開発マイルストーンの一つです。2023年11月にマイクロローバーのデザインを発表してから、ispace EUではエンジニアリングモデルの開発が進められ、設計の妥当性を確認した後、認定モデルによる試験が行われました。今回の試験結果を踏まえて、現在はフライトモデルの開発が行われています。フライトモデルの開発と並行して、認定モデルはRESILIENCEランダーのフライトモデルに搭載され、ランダーと統合された状態での環境試験を行う予定です。フライトモデルは開発完了後、2024年の夏頃[i]に日本へ輸送、RESILIENCEランダーへ搭載される予定です。
ミッション2では、マイクロローバーを使用して月のレゴリスを採取し、その所有権を顧客であるNASAに譲渡する、NASAとの月資源商取引プログラムを実施し、アルテミス計画に貢献する予定です。2020年12月にispace EUはNASAとこの取り組みについて契約を締結しています。この取り組みを推進するため、HAKUTO-Rのコーポレートパートナーであり、鉱業とインフラ産業の生産性および持続可能性をリードするEpiroc AB社が開発するスコップをマイクロローバーの後方に搭載しています。月面着陸後、スコップを使用して月のレゴリスを採取し、マイクロローバーに搭載したカメラで採取物の撮影を行う計画です。
マイクロローバーはルクセンブルク宇宙機関が管理し、欧州宇宙機関が実施するLuxIMPULSEプログラム の一環として、ルクセンブルク宇宙機関との共同資金で開発を行っています。

(株)ispace【9348】 ミッション2にて月に輸送するマイクロローバーのQualification Model試験を完了 月面探査ミッションに向けた重要な開発マイルストーンを達成  2024年4月12日 株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)は、当社欧州法人であるispace EUROPE S.A. (以下ispace EU) が、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2において、RESILIENCEランダー(月着陸船)により月に輸送され、月面探査を行うマイクロローバー(小型月面探査車)のQualification Model(以下QM、認定モデル)を使用した試験を完了し、重要な開発マイルストーンの一つを達成したことをお知らせいたします。 また、今回の試験完了に合わせ、欧州宇宙機関(ESA)Human and Robotic Exploration部門のDirector、Daniel Neuenschwander氏がispace EUオフィスにある組立施設を訪れ、マイクロローバーの開発進捗を視察されました。  ミッション2で行う月面探査に向けた認定モデルの製造と環境試験の完了は、ローバーの設計を検証し、ローバーがロケット打ち上げ時の振動等の負荷に耐え、月面で活動することが出来るかを実証する重要な開発マイルストーンの一つです。2023年11月にマイクロローバーのデザインを発表してから、ispace EUではエンジニアリングモデルの開発が進められ、設計の妥当性を確認した後、認定モデルによる試験が行われました。今回の試験結果を踏まえて、現在はフライトモデルの開発が行われています。フライトモデルの開発と並行して、認定モデルはRESILIENCEランダーのフライトモデルに搭載され、ランダーと統合された状態での環境試験を行う予定です。フライトモデルは開発完了後、2024年の夏頃[i]に日本へ輸送、RESILIENCEランダーへ搭載される予定です。 ミッション2では、マイクロローバーを使用して月のレゴリスを採取し、その所有権を顧客であるNASAに譲渡する、NASAとの月資源商取引プログラムを実施し、アルテミス計画に貢献する予定です。2020年12月にispace EUはNASAとこの取り組みについて契約を締結しています。この取り組みを推進するため、HAKUTO-Rのコーポレートパートナーであり、鉱業とインフラ産業の生産性および持続可能性をリードするEpiroc AB社が開発するスコップをマイクロローバーの後方に搭載しています。月面着陸後、スコップを使用して月のレゴリスを採取し、マイクロローバーに搭載したカメラで採取物の撮影を行う計画です。 マイクロローバーはルクセンブルク宇宙機関が管理し、欧州宇宙機関が実施するLuxIMPULSEプログラム の一環として、ルクセンブルク宇宙機関との共同資金で開発を行っています。