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(株)タスキホールディングス【166A】の掲示板 2024/04/26〜2024/05/17

統合に際して短期的には相乗効果がない、と捉えられる発言がありましたが、実際には以下のような短期的・長期的な効果が見込めると考えています。

・両社はどちらも東京での不動産開発、流通を事業としている一方、事業用地サイズをはじめ開発商材には差があります。このため、両社がカニバってしまうことが少なく、それぞれの会社が得意とする商材と掛け合わせた提案を富裕層等の顧客に行うことなど、両社が保有するネットワークや顧客情報を相互利用することで新たな機会や販路拡大が望めると考えられます

・タスキは新日本建物と異なりSaaS型の不動産仕入サービスや建築プラン・事業収支表を自動作成できる土地活用シミュレーターを開発しています。これらのサービスの高度化やサービスライン拡大に新日本建物のノウハウを活用することができます

・両社はいずれも不動産業種の会社であり、それぞれが単独で保有していた設計や建築、販売等の経営資源を共同利用・多重利用することが可能となり、費用削減や業務効率化を図ることができると考えられます

・両社が持つ人的資源を有効活用することが出来るようになります。例えばこれまで単独では出来なかった大規模な販売活動も可能となるほか、異なる能力、バックグラウンドを持つ人材を交流させることで、組織の活性化や新しい価値創出の機会を生み出す切っ掛けになることが考えられます

・タスキや新日本建物単体では不明瞭・不確実であった、プライム市場上場に関して形式要件を満たすこととなり、信頼性や信用を大きく引き上げることができるプライム上場に一定の目途をたてることができるようになりました

・統合によりホールディングス化を行ったことから、買収先企業の独自性を保ったまま取り込むことが可能であり、今後のインオーガニック戦略に有利に働くことができると考えられます(例:オーラ株式会社の買収)



「数字的な単純的な合算というところがメイン」とするのではなく(訂正してほしい)、効果が明確に示せるような業績の提示、IRなどバックオフィス部門の強化・効率化や意思決定層の強化など統合効果を最大化させるような体制づくり、全社的なタスキHDとしての価値観の浸透等の積極対応を望みます。