投稿一覧に戻る ルミナール・テクノロジーズ【LAZR】の掲示板 2021/10/01〜2022/03/25 989 野村証券 2022年3月23日 00:53 【高橋ダン氏による日銀のイールド・カーブ・コントロールを利した日本国債10年の投資術】 高橋ダン氏解説 3月18日 日銀いい加減にしろ 4分46秒~ ttps://www.youtube.com/watch?v=BmgIQ0P_aag 【捕捉】 相場格言 政策に売りなし の言葉を体現する負けない投資術です。 まず、基本を押さえておくと 日本国債10年の価格が上昇(下落)⇔ 日本国債10年の利回りは下落(上昇) は同値(⇔)です。日銀はイールド・カーブ・コントロールによって 日本国債10年利回りを-0.25%~0.25% に制限しています。日本国債10年の利回りが0.25%に近づけば、日銀は日本国債10年を購入することで日本国債10年の価格を上昇させて、日本国債10年の利回りを0.25%未満に保持するのです。よって、 日本国債利回りが上限の0.25%に近づけば、日本国債10年の価格は下がります。 このことは、日本国債10年の利回りが上限の0.25%に迫る際に日本国債10年を購入すれば、日本国債10年価格が描く曲線の最小値ではないにしろ極小値近辺で日本国債10年を購入できることが分かります。 ドル・コスト平均法と比較しましょう。 ドル・コスト平均法の利点を簡潔に説明します。ある株を毎月定期的に1万円分だけを購入することにすれば、株価が1000円の時には、1万円÷1000=10株購入して、株価が下落して500円になれば、1万円÷500=20株購入することになります。要するに、株価が高いときには、購入株数は少なくて、株価が安いときには、購入株数は多くなります。この操作を繰り返すことで、当該株の平均取得単価が平準化できて「比較的安く」購入したことになります。 つまり、ドル・コスト平均法の欠点は、最安値では購入できないことです。しかし、日本国債10年利回りが0.25%に近い際に日本国債10年を購入すれば、最小値でなくても極小値近辺で購入できます。この投資術は、ドル・コスト平均法の欠点を解消した投資術です。 黒田日銀総裁の任期来年4月までこの投資は可能ですが、新総裁が利回りの制限を撤廃すれば、この投資術はドル・コスト平均法になり下がります。 今回のようなリスク・オフ相場ならば短期でも大儲けも、高々0.25%の利回りに私の興味は俄かに冷めました。 そう思う20 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
【高橋ダン氏による日銀のイールド・カーブ・コントロールを利した日本国債10年の投資術】
高橋ダン氏解説 3月18日 日銀いい加減にしろ
4分46秒~
ttps://www.youtube.com/watch?v=BmgIQ0P_aag
【捕捉】
相場格言
政策に売りなし
の言葉を体現する負けない投資術です。
まず、基本を押さえておくと
日本国債10年の価格が上昇(下落)⇔ 日本国債10年の利回りは下落(上昇)
は同値(⇔)です。日銀はイールド・カーブ・コントロールによって
日本国債10年利回りを-0.25%~0.25%
に制限しています。日本国債10年の利回りが0.25%に近づけば、日銀は日本国債10年を購入することで日本国債10年の価格を上昇させて、日本国債10年の利回りを0.25%未満に保持するのです。よって、
日本国債利回りが上限の0.25%に近づけば、日本国債10年の価格は下がります。
このことは、日本国債10年の利回りが上限の0.25%に迫る際に日本国債10年を購入すれば、日本国債10年価格が描く曲線の最小値ではないにしろ極小値近辺で日本国債10年を購入できることが分かります。
ドル・コスト平均法と比較しましょう。
ドル・コスト平均法の利点を簡潔に説明します。ある株を毎月定期的に1万円分だけを購入することにすれば、株価が1000円の時には、1万円÷1000=10株購入して、株価が下落して500円になれば、1万円÷500=20株購入することになります。要するに、株価が高いときには、購入株数は少なくて、株価が安いときには、購入株数は多くなります。この操作を繰り返すことで、当該株の平均取得単価が平準化できて「比較的安く」購入したことになります。
つまり、ドル・コスト平均法の欠点は、最安値では購入できないことです。しかし、日本国債10年利回りが0.25%に近い際に日本国債10年を購入すれば、最小値でなくても極小値近辺で購入できます。この投資術は、ドル・コスト平均法の欠点を解消した投資術です。
黒田日銀総裁の任期来年4月までこの投資は可能ですが、新総裁が利回りの制限を撤廃すれば、この投資術はドル・コスト平均法になり下がります。
今回のようなリスク・オフ相場ならば短期でも大儲けも、高々0.25%の利回りに私の興味は俄かに冷めました。