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エヌビディア【NVDA】の掲示板 2017/06/27〜2017/09/18

AC(自動運転車)と聞くと、5年前のある事件を思い出します。仕事で、ある山村に出張しました。ドライブしていると対向してきた軽自動車がハンドルを切らずに中央車線を横切ってこちらに進んできた。助手席にいた私は「危ない!」と叫んで運転手に左にハンドルを切って停止するように促しました。

その結果、衝突までにはいかなかったけどよけきれずに双方のドアミラーが接触。こちらのドアミラーカバーは吹っ飛んだ。当然両車とも止まって、相手の車からおりてきたのは高齢の男性。いきなり「なんて危ない運転をするんだ!」と怒る始末。これにはいかに相手が年配と言っても切れましたね。「ふざけるな! 危険運転はそっちだろうが!」と言い合いの喧嘩。こっちも軽自動車より少し大型程度のレンタカーだったので、下手したら大怪我していたでしょう。

やがて警察が来て、喧嘩両成敗というのか双方に同等に落ち度があるという始末、ぶつかったときの急ブレーキの跡で状況ははっきりしているのに。ところが相手の高齢者の正直な言葉で態度が一変したんですよ。それは、「わしゃあ、ぶつかるまで(右側の)対向車が見えんかった」です。その後、軽い脳梗塞を過去におこしていること、定期的に通院していることがわかりました。おそらく右同名半盲を起こしていたのでしょう。事故を起こすのは時間の問題だったわけです。

その後警察はそのおじいちゃんにこんこんと、「もう運転したらいかんよ、免許も返納しないと。でないといつか大事故起こして死ぬよ」と言ったそうです。ですがおじいちゃんは独り言のように、「買い物も、通院もできんなる」とつぶやいたとか。

こういう顛末なので、使っていたレンタカーは賠償額なしで返却できました。あのときはACなんて夢物語というか、それすら考えていなかった。ですが現実に高齢者の逆走、ブレーキ踏み違えなどによる事故が死亡に至るものを含めて多発しています。日本だけではなく、諸外国も高齢化が進んでいる。よってACは、社会の要請でもあり、意外にその進化型(レベル4以上)が、実用コストで早期に実現するかもしれません。