投稿一覧に戻る エヌビディア【NVDA】の掲示板 2018/12/28〜2019/01/17 936 ebe***** 強く買いたい 2019年1月15日 10:29 CES 2019】NVIDIA、ジェンスン・フアンCEO記者会見。世界初のレベル2+自動運転システムについて語る メルセデス・ベンツとの共同開発については、「Xavierより先の世代ベース」と 笠原一輝 2019年1月15日 00:00 レベル2+の自動運転システム、メルセデスとの提携が大きな発表 ──まず初めにフアンCEOからCESでの発表のまとめを。 フアン氏:今回、自動車向けには2つの大きな発表を行なった。1つめは、すでに商用出荷を開始した世界初のレベル2+の自動運転プラットフォームを発表したことだ(筆者注:NVIDIA DRIVE AutoPilotのこと)。我々はソフトウェア、Xavierチップ、すべてを提供しており、2020年には市場に搭載した車両が登場することになるだろう。レベル2+とはなんだという話だが、レベル2+は自動運転に必要になるすべての要素を持っているが、ドライバーが運転席に座っている必要があり、ドライバーがすべての責任を持つ。しかし、自動パーキング、ハイウェイでのオートパイロット、レーンチェンジが自動化される。すでに我々はシリコンバレー近郊で50マイルのテスト走行を行なっているデモをブースで公開している。4つのハイウェイ、レーンチェンジ、渋滞の中などを、ハンドルに手を置いただけの状態で走行できている。 2つめは独ダイムラーとの次世代カーコンピューティングシステムの開発提携だ。1つは自動運転のためのカーコンピューティングシステム、そしてもう1つはAIユーザーインターフェースを実現するためのカーコンピューティングシステム。これらのコンピューティングシステムはソフトウェアで実現される。将来のカーコンピュータはソフトウェアで実現される、未来の自動車メーカーはソフトウェアの会社となる、ダイムラーはそのことをとてもよく理解している。 ──ダイムラーとの提携についてもう少し教えてほしい。 フアン氏:メルセデスとはすでにMBUX(筆者注:Mercedes-Benz User Experience、自動車のセンターコンソールに設置される車載情報システムのこと、Hey メルセデスで、音声認識が呼び出せたりする)のAIユーザー体験、ロボットタクシーの実現で協力している。新しい発表では自動運転とAIを2つのコンピュータで実現し、ソフトウェア的には1つのユニファイドアーキテクチャで実現する。それらはXavierより先の次世代の製品における提携になる。 ──レベル2+自動運転についてもう少し教えてほしい。またレベル5自動運転はいつ実現できるのか? フアン氏:レベル2+は、レベル3と技術的な要素はほぼ同じで、次世代のレベル2+はAIによる運転とドライバーモニタリングの機能が入る。レベル5の実現はそんなに難しいことはないと考えており、むしろレベル3やレベル4よりも簡単だと考えている。レベル5はロボットタクシーの要素が大きく、ODD(筆者注:Operational Design Domain、運行設計領域)は限られており、スピードも低い。レベル3とレベル4は高速道路も走らせないといけないので簡単ではない。 ──CESでは5Gが大きな話題だが、NVIDIAが5Gのモデムなどのビジネスに進出する可能性は? フアン氏:その予定はない。すべてをカバーすることはできない。我々は我々の強みを出せる分野で勝負したいと考えている。 そう思う44 そう思わない6 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ebe***** 強く買いたい 2019年1月15日 10:29
CES 2019】NVIDIA、ジェンスン・フアンCEO記者会見。世界初のレベル2+自動運転システムについて語る
メルセデス・ベンツとの共同開発については、「Xavierより先の世代ベース」と
笠原一輝
2019年1月15日 00:00
レベル2+の自動運転システム、メルセデスとの提携が大きな発表
──まず初めにフアンCEOからCESでの発表のまとめを。
フアン氏:今回、自動車向けには2つの大きな発表を行なった。1つめは、すでに商用出荷を開始した世界初のレベル2+の自動運転プラットフォームを発表したことだ(筆者注:NVIDIA DRIVE AutoPilotのこと)。我々はソフトウェア、Xavierチップ、すべてを提供しており、2020年には市場に搭載した車両が登場することになるだろう。レベル2+とはなんだという話だが、レベル2+は自動運転に必要になるすべての要素を持っているが、ドライバーが運転席に座っている必要があり、ドライバーがすべての責任を持つ。しかし、自動パーキング、ハイウェイでのオートパイロット、レーンチェンジが自動化される。すでに我々はシリコンバレー近郊で50マイルのテスト走行を行なっているデモをブースで公開している。4つのハイウェイ、レーンチェンジ、渋滞の中などを、ハンドルに手を置いただけの状態で走行できている。
2つめは独ダイムラーとの次世代カーコンピューティングシステムの開発提携だ。1つは自動運転のためのカーコンピューティングシステム、そしてもう1つはAIユーザーインターフェースを実現するためのカーコンピューティングシステム。これらのコンピューティングシステムはソフトウェアで実現される。将来のカーコンピュータはソフトウェアで実現される、未来の自動車メーカーはソフトウェアの会社となる、ダイムラーはそのことをとてもよく理解している。
──ダイムラーとの提携についてもう少し教えてほしい。
フアン氏:メルセデスとはすでにMBUX(筆者注:Mercedes-Benz User Experience、自動車のセンターコンソールに設置される車載情報システムのこと、Hey メルセデスで、音声認識が呼び出せたりする)のAIユーザー体験、ロボットタクシーの実現で協力している。新しい発表では自動運転とAIを2つのコンピュータで実現し、ソフトウェア的には1つのユニファイドアーキテクチャで実現する。それらはXavierより先の次世代の製品における提携になる。
──レベル2+自動運転についてもう少し教えてほしい。またレベル5自動運転はいつ実現できるのか?
フアン氏:レベル2+は、レベル3と技術的な要素はほぼ同じで、次世代のレベル2+はAIによる運転とドライバーモニタリングの機能が入る。レベル5の実現はそんなに難しいことはないと考えており、むしろレベル3やレベル4よりも簡単だと考えている。レベル5はロボットタクシーの要素が大きく、ODD(筆者注:Operational Design Domain、運行設計領域)は限られており、スピードも低い。レベル3とレベル4は高速道路も走らせないといけないので簡単ではない。
──CESでは5Gが大きな話題だが、NVIDIAが5Gのモデムなどのビジネスに進出する可能性は?
フアン氏:その予定はない。すべてをカバーすることはできない。我々は我々の強みを出せる分野で勝負したいと考えている。