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エヌビディア【NVDA】の掲示板 2018/11/30〜2018/12/14

市場の次の賭けはIG債ショートのもたらすもの

投資不適格社債のクレジットスプレッドが広がっている。
投資適格IG-investment gradeの一番下のトリプルB信用格付けと不適格のダブルBジャンク社債(High yield債)ではどれだけの差があるか。
BBB債は平常時環境で国債+1%~1.5%。非常時になれば2%にもなる。
BB債になれば、さらに+1.5%の上乗せで、国債+3%にもなる。
市況が不安定になればなるほどスプレッドが広がって、信用リスクが高い社債は避けられ、追加の利回りが要求される。

投資適格債全体で6.4兆ドル。うちの58%の3.2兆ドルがBBB債。
4Qでは900億ドル社債がBBBからBBに格下げされ、今後1兆ドルが堕ちたエンジェンルのBBになる懸念がある。
格下げで金利が上がり、スプレッドが広がって、金利で利益を食われ、1株あたり利益が減少する。
投信や年金基金にはBBB以上の基準があり、BBは投資対象にできない。BBに落ちた後に社債を借換えようとしても、再度、買ってもらえなくなり、欲張り投資家のもとにいくことになり、大きな利回りが要求され餌食になる。BBでは中央銀行の担保にさえならないから、銀行は金も借りられない。
投資家は既に、ジャンクだけでなく、IGのスプレッド拡大にかけているようで、BBB債をショートする。
負債比率が高い会社は格下げ懸念が高く、株価が売られやすくなる。
市場全体に懸念が広がれば、株は軟化し、上げ期待を逸す。

低金利と金余りゆえ、2018年の堕ちたエンジェル比率は、きわめて低い。
(以下のタイトル記事でみられます)
社債で金をかり、すっ高値で自己株取得していたら、さらに危険。
長期金利3%は大したことがなくても、6%となれば、経営環境が違う。
これは、武田も大変なことだ。BBに堕ちれば、お陀仏さま。
NvdaはBBB(負債が小さいからOK)
AMDはBBのジャンク 

The $6.4 Trillion Question: How Many BBB Bonds Are About To Be Downgraded
Tyler Durden 11-22-2018