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ギリアド・サイエンシズ【GILD】の掲示板 2021/07/10〜

>>217

フッシーさん
革新的な創薬の卵は開発早期(非臨床段階)にあるかもしれませんが、この段階のものは予想困難であり、仮に画期的新薬に成長するにしても時間がかかります。臨床試験段階にあるものは、既存薬の適応拡大を狙ったものが多いですが、これは成功する確率が結構高いと思います。今稼ぎ頭であるC型肝炎、HIV治療薬に代わって柱になってゆくのはフッシーさんが書かれている炎症疾患治療薬の他に心臓血管疾患治療薬、がん治療薬などの中のどれかだと思いますが、中でも積極的にM&Aしてきたがん治療薬でしょう。まだ利益面での寄与は低いものの着実に成長しています。コロナについては医療崩壊につながるような大流行はもう起こらないと思いますし、ワクチンのブースター接種、メルクその他の経口治療薬などがレムデシビルのシェアを奪うと思います。Yahoo Financeを見ると、EPS、売上高ともに来年末(2022)は今年末より低下する、というのがアナリストの平均的な見方ですが、これを反映していると思います。ただし、来年はテーパリングに続いて政策金利の引き上げが始まりますが、利益の出ていない高PERのハイグロース株には逆風と予想されています。ギリアドは低PER(約12倍)の高配当株です。毎年増配を続けておりますが、増配は3月に決定されます。GILDは株価の変動の少ない退屈な株と言えるかもしれませんが、来年は株式投資には不安定な状況が予想されるので、私は保有するメリットがあると考えています。