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リビアン・オートモーティブ【RIVN】の掲示板 2022/03/13〜2022/05/18

最近、テスラ、RIVN、NIOなどのEV関連銘柄の株価がサップライチェーンの問題やナスダック指数の変化と共に大きく変動している。

 RIVNの最近の生産状況対応並びにジョージア州第二工場建設プロジェクトの進行状況に関連した情報を要約してみよう。

(1)国際週刊専門誌「TIME」(4/4誌)掲載:
   RIVNが「2022年最も影響力のある企業100選」に選出された。
(2)バイデン政権の超党派インフラ法案の中でEV関連法案がリリース(5月2日):
   2-1.リチュームイオンバッテリー及びEVコンポーネントの製造に31億$。
   2-2.バッテリーサプライチェーン構築に70憶$。
   2-3.EV充電ネットワーク構築に75憶$。
   2-4.EV輸送バス及びEVスクールバス製造開発にそれぞれに50憶$。
   2-5.その他EV開発推進投資に数10億$。
(3)RIVNの製造ライン状況:
   3-1.R1T及びR1S製造ライン:
       最近の生産台数実績の推移は下記の通り増加:
       ◎R1T及びR1Sの生産台数週当たり推移:
34台(10月)→69台(11月)→124台(12月)→171台(1月~3月8日:10日間ライン停止)→345台(3月9日~3月31日:年間生産換算;約18000台)
(注)10日間ライン停止し生産ラインの生産効率増強工事を実施して急速に生産拡大。
   3-2.EDV製造ライン関連:
     ◎クレア・マクドノーCEOが「アマゾン向けEDVの生産は順調に推移しており、まもなく本格的に納入開始されるアマゾン向け500型EDVを2022年末までに1万台配達が可能」と明言。2Q後半から700型EDVの生産開始も併せて公表(欧州顧客対応含む)。
(近い内に納入予定のアマゾン向け500型EDVの工場内に配列された写真は省略)
   3-3.半導体並びに部品供給支援関連:
    ◎RIVNは半導体サプライヤーと協力し、Rivianの従業員をサプライヤー施設に派遣し、半導体サプライ支援体制構築。また、一部の部品供給不安対応でサプライヤーのRIVN製造ラインの見学推進実施。

 なお、スカリンジCEOが「2022年に25,000台の車両について修正された見積もりを達成できると確信している」と4月15日の「ウオールストリートジャーナル」誌の会見で述べている。
(4)ジョージア第二工場建設プロジェクトが前進(5月3日):
  建設プロジェクトに対する地元の区画整理に関する反対が懸案事項であったがコミュニティミーティングを繰り返した結果その障害が除去されてRIVNとジョージア州とアトランタ市とで合意が成立し、その結果、建設プロジェクトを動かすために新インターチェンジ整備及び数憶$の税制優遇措置を含む15億$のインセンシティブをRIVNに授与することに決定した」とアトランタジャーナルコンスチチューション紙が報じた。この結果を踏まえて、計画通り、今年の夏からイリノイ第一工場の敷地の約3.2倍の広大な土地面積(8092K平方メートル)に建設されるジョージア第二工場プロジェクトが稼働開始される。

 やはり、2022年の最大の課題は「生産実績の拡大」。
計画の25000台+αが可能か否か?