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テスラ【TSLA】の掲示板 2024/04/20〜2024/04/22

>>495

【モーニング・サテライト 3月29日32分19秒~】
解説 米国みずほ証券 兼松 捗氏

Nvidiaが先週まで開催していた開発者会議GTCにおいて発表した新たなGPU、画像処理半導体プラットフォーム「ブラックウエル」は市場予想以上に割安な価格設定になり、AIの分野におけるリードをさらに拡大したと思われます。AIに必要なデータセンター用の半導体GPUを手掛けるNvidia。特に、企業のユーザーがAIを導入する動きがその売り上げを押し上げていますが、今後大きく伸びることが期待されるのは世界各国による「GPU需要」すなわち「ソブリン需要」です。NvidiaのファンCEOは2月にドバイで開催されたカンファレンスにおいて「各国の政府がそれぞれの国の言語と社会、文化をデータ化し自らのデータベイス、そしてAIを構築することを推奨」しました。政府がそれを怠ることは、その国の言語や文化が他国によって乗っ取られるリスクが高まるとの考えを示唆しました。これまでに、

日本や韓国、そしてスウェーデンなどの国々が「ソブリンAI」の構築に取り組んでいる

ほか、

インドも今月に入り「ソブリンAI」の構築に向けて12億ドル以上の投資を投じてGPUを購入する

ことを明らかにしています。また、特に

裕福な中東の国々も積極的に「ソブリンAI」の構築に向けてNvidiaのGPUを購入する見通し

です。今後は、

クラウド大手や大企業だけではなく世界各国によるAI需要がNvidiaの売上をさらに押し上げる

ことが見込まれます。

【結論】
クラウド大手

AMZN、GOOG、MSFT

のデータセンターには高性能の

GPU

は必須である。

また、NvidiaのGPUがAMDなどの競合他社のGPUよりも売れる秘訣は「CUDA(キューダ)」の存在が決定的だ。

「AMDがCUDAの堀を越えるには?」
https://www.hpcwire.jp/archives/79687

Nvidiaはハードウェアの周りに強力なソフトウェアの「堀」を築いた。CUDAはオープンソースではないが、自由に利用でき、Nvidiaの強固な管理下にある。代替ハードウェアでHPCや生成AI市場の一部を獲得しようとする企業やユーザーには困難。