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テスラ【TSLA】の掲示板 2022/02/06〜2022/02/11

>>225

【テスラが史上最大級のバブル株である理由】

11月10日

11月6日の日本経済新聞の記事によれば、テスラ株の「異形のバブル」を支えるのはオプションの「権利」といった仮需に応じるマーケットメーカーだという。

テスラ株のPER(株価収益率)は1600倍を超え、英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)のS&P500の予想PERの20倍に比較して相当に高い。

日本でも多くの人がテスラ株を買っている。

■ 脆弱な経営基盤

ただ、私から見たら、テスラは20世紀型の「自動車製造販売」の域を出ていない。
しかも、高価格路線でありながら台数と規模の拡大を目指している。

最も脆弱である。

これまでにも説明してきたが、今後の自動車交通は、20世紀の鉄道と似た道を辿るだろう。それは、付加価値が、車両→移動→生活=都市へ移動することだ。

世界の鉄道事業の中で、移動だけでなく、買物や住宅やオフィスや娯楽やリゾートといった、生活と都市の要素を取り込んで大成功したのは、日本の私鉄を中心とした鉄道企業だった。

付加価値の移動に伴い、鉄道車両の相対的な重要性は低下した。

「汽笛一声新橋を」の明治維新当時はさぞ鉄道車両は高価だったろうが、数年前に東急車輌がなくなっても大きな話題にはならなかった。

自動車車両の付加価値の運命も、鉄道車両のそれと似た経路を辿りそうなことは、常識をつなぎ合わせれば出てくる。

テスラの事業領域である電気自動車(EV)の部品点数はガソリン自動車から激減する。

エンジンという参入障壁がなければ、EVの製造には多くの参入者が現れ、価格は劇的に低下する。

■ 強力な中国メーカーの台頭

すでに、EVの最大市場の中国では、消費者が「テスラに負けない性能でテスラよりはるかに安い」と選ぶ中国製のEVがよく売れている。

強力なトヨタ自動車も本格的にEVに参入を開始した。

テスラのEV企業としての競争力は弱い。

また、自動運転と社会適応や安全対策が進めば、EVのシェアリングが広く行われるはずだ。その時には、必要な自動車の台数は劇的に減少する。

■ 投機マネーに支えられた株価

こうしてみると、テスラにはこれから本質的な困難と衰退のシナリオが想定される。

【理由付加】

競合犇めくEVの中

カメラしか搭載のない

テスラは自然淘汰される