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【JPY】全国消費者物価指数の掲示板

内閣府が5日発表した2021年12月消費動向調査によると、消費者心理を示す一般世帯(2人以上の世帯)の消費者態度指数は回復が続いた「雇用環境」の4ヶ月ぶり低下を受け前月比0.1pt低下の39.1と4ヶ月ぶりにマイナスとなった。

構成する4指標のうち「雇用環境」以外の「暮らし向き」、「収入の増え方」、「耐久消費財の買い時判断」はプラスを維持した。雇用環境の低下について内閣府は「これまで急回復していただけに調整が見られた」とし、消費者心理についての基調判断を「持ち直しの動きが続いている」で据え置いた。

なお、1年後の物価見通し(2人以上の世帯が対象)では「上昇する」と答えた割合は前月比+0.9ptの88.5%と4ヶ月連続で増加、世界的なインフレの跫音がデフレ日本にも忍び寄りつつあるようだ。