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【JPY】全国消費者物価指数の掲示板

(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=109.92円(前営業日比△0.08円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=129.67円(△0.13円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1797ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:35399.84ドル(▲55.96ドル)
ナスダック総合株価指数:15265.89(△136.39)
10年物米国債利回り:1.28%(▲0.03%)
WTI原油先物10月限:1バレル=69.21ドル(△0.47ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=1812.2ドル(▲7.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
7月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
前月比                ▲1.8%    ▲2.0%・改
前年比                ▲9.5%    ▲3.5%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は小反発。NY勢参入後に全般ドル買いが強まった流れを受けて一時109.96円と日通し高値を付けたものの、110.00円にかけて断続的に観測されている売り注文に上値を抑えられると伸び悩んだ。7月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)が予想を下回ったほか、米長期金利が低下したことも相場の重し。
 英国市場がサマー・バンク・ホリデーのため休場だったことから、NY時間に入っても動意に乏しく、109円台後半での狭いレンジ取引だった。市場の関心は今週末に発表される8月米雇用統計に向かっており、大きな方向感が出にくい面もあった。NY時間の値幅は23銭程度、今日一日の値幅も26銭程度と小さい。
 なお、取引終盤に「アフガニスタンから米軍撤退が完了した」と伝わったが、相場への影響は限られた。

・ユーロドルはほぼ横ばい。ロンドン勢が不在の中、NY時間に入っても動意は乏しく、1.1800ドルを挟んだ狭いレンジ取引に終始した。22時過ぎに一時1.1783ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が低下したことを受けて、4時前には1.1804ドル付近まで持ち直した。NY時間の値幅は0.0021ドル程度。週末の8月米雇用統計を前に様子見ムードも広がった。

・ユーロ円も小幅続伸。米国株式市場でナスダック総合やS&P500種株価指数が史上最高値を更新する中、4時過ぎに一時129.71円と日通し高値を付けた。ただ、英国市場が休場だったことから市場参加者は少なく、商いは低調だった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反落。米長期金利の低下を受けてゴールドマン・サックスやアメリカン・エキスプレスなど金融株が売られ、指数を押し下げた。半面、アップルやマイクロソフトなど高PER(株価収益率)の主力ハイテク株が買われ、相場を下支えした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。市場では「前週末のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のハト派的な講演を消化する動きが続いた」との指摘があった。

・原油先物相場は続伸。米ルイジアナ州フォーチョンに29日上陸した大型ハリケーン「アイダ」は勢力を弱めたものの、多くの地域で電気が使えず、水道施設が停止するなど影響が続いている。メキシコ湾の原油生産やガソリン供給が懸念され、原油先物は続伸した。

・金先物相場は3日ぶりに反落。この日は注目の経済指標の発表はなく、米株の値動きも鈍いなど、全体的に手がかりが乏しい中、金先物も持ち高調整が中心となり、先週末の反動でやや売りが優勢となった。