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欧米 金融政策の掲示板

米国内のユダヤ人の人口は、イスラエル(ユダヤ人口約720万人)よりも
多く世界最多だ。しかし、米国内の2%(約750万人)程度にすぎない。

渡米したユダヤ人は、映画産業の核となるハリウッドや、
ゴールドマン・サックスなどの金融・投資会社、
NBCやCBSなどのテレビ局を設立し、
米国の政治や経済、マスメディアへの影響力を拡大していった。
グーグル、メタ(旧フェイスブック)など巨大IT企業の創業者もユダヤ系だ。

豊富な資金力と組織力 選挙を左右
 イスラエルのロビイストは、文字通り議会のロビーを歩き回り、議員に直接働きかけを行っている。豊かな資金力と全米にネットワークを張り巡らせた組織力で選挙情勢も左右する。各議員の活動をチェックし、イスラエルの利益に反する行動をとれば献金をやめると言われる。

 米国の政治学者ジョン・ミアシャイマー氏は「主要な報道機関にもロビーの影響は大きく、イスラエルにとって都合の悪い内容を排除し、イスラエルを支持する内容を掲載する傾向が強い」と指摘する。

政界にユダヤ系議員も多く、上院議員の1割近くに上る。
閣僚や高官にも多く登用されてきた。
バイデン政権でもブリンケン国務長官やイエレン財務長官らがそうだ。

 米国に多数あるイスラエル・ロビー団体の中で代表的な「イスラエル広報委員会(AIPAC、本部ワシントン)」は、財界有力者らの会員が300万人以上。17か所に地域事務所を置く。年間予算額は1億ドル(約150億円)以上で政界への影響力は全米ライフル協会を上回ると言われる。年次総会には議員や閣僚らが超党派で駆けつける。