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Memorandumの掲示板

>>920

https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160004548/30c1e6962e69b54b3f41790563b91964/1/122888
122888
yuk*****9月23日 20:20
>>92052
私には姉と妹がいて、姉と妹と共通した遺伝子を持っているのでその子供も私と似た性質もありますよ。だから、間接的に私の遺伝子の一部が残っていく可能性がありますが、残らなくても大した問題ではないです。

DNAは膨大な記録です。使われていない情報がいっぱいあります。
経験によって、よく使われた遺伝子がDNAを通じて受け継がれます。
ですから、ある意味自分が関わっているすべての人の遺伝子の働きに影響を与えている可能性があります。



「親の経験」が遺伝する?
エピジェネティクスの分野では、親の置かれた環境や行動が子供の遺伝子に与える影響についても研究されています。

第二次世界大戦終結直前の1944年、オランダでは深刻な食糧不足が起きていました。
多くの死者を出したこの飢饉で、1日に1000キロカロリー以下の栄養しか摂取できない時期を過ごした人たちの健康状態について、のちに追跡調査が行われました。
その結果、母体で飢餓を経験した子供たちが大人になったとき、統合失調症や肥満、心臓病、糖尿病、女性の場合は乳がんになりやすい傾向にあることがわかりました。

この現象についても遺伝子のメチル化異常が見つかっています。

また、PTSDや育児放棄といったことについてもエピジェネティックな現象が起きている可能性があるとして研究が進められています。

体の作りや体質はDNAによって全て決まっていると昔は考えられていました。
しかしそうではなく、環境によって遺伝子のオンオフが変わるというのは、ある意味では環境の変化に対するしなやかな適応能力といえます。

人の性質のどこまでがDNAによるものでどこからがエピジェネティックなものなのか、解明に向けた研究が世界で競うように進められています。