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花子のひとりごとの掲示板

米S&P500種株価指数の年初来パフォーマンスが1932年以降で最悪となる中、ヘッジファンドは困難な状況に直面し、レバレッジ縮小と成長株からのローテーションを進めているとゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

  ベン・スナイダー氏らストラテジストのリポートによると、ポジション調整は十分に速いペースでは行われていない。ヘッジファンドがロングにしている銘柄のリストにエネルギー株4銘柄が入ったものの、50銘柄中3分の1余りが依然、テクノロジー株だという。

  テクノロジー株の下落にもかかわらず、マイクロソフトなど巨大ハイテク銘柄であるいわゆる「FAAMG」が引き続き最も人気のあるロングポジションで、マイクロソフトの人気は依然としてトップクラス。

  ただ、工業株と素材株が増え、アップルとアマゾン・ドット・コム、テスラからは徐々に離れつつある動きも見られる。また、最も割高で不採算の成長株へのエクスポージャーは特に減っているという。

  ゴールドマンによれば、人気の高いロングポジションのパフォーマンスが悪かったため、ヘッジファンドの年初来リターンは過去最悪で、株式ヘッジファンドの平均はマイナス9%。
投資家の考えがTINA(There Is No Alternative=他の選択肢がない)からTARA(There Are Reasonable Alternative=他の合理的な選択肢がある)に変化し、市場全体で広範な資産再配分が行われているとの見方も示した。

  リポートは799ファンドの保有資産を分析。これらのファンドは4-6月(第2四半期)初め時点で株式ポジションが計2兆4000億ドル(約306兆円)。

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