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コラム:破壊的なドル高の予兆、円売り加速のシナリオ=内田稔氏

<1980年代のドル高、プラザ合意で是正>

過去に遡ると、1980年前後の第2次石油危機を主因に、多くの国はスタグフレーションに見舞われた。米国でも、ボルカーFRB議長(当時)が景気と引き換えに、インフレ退治に立ち向かい、ピーク時の1981年には政策金利が約20%に到達。為替市場ではドル高が進行した。

しかも、米国が利下げに転じた後もドル高はおさまらず、実質実効相場でみて史上最高値を更新し続けた。その結果、ドルを押し下げる協調介を決めた1985年のプラザ合意が結ばれた。その点、最近の動きは第3次石油危機と呼んでも差し障りはないはずだ。スタグフレーションが世界経済を襲うとき、歴史もドルの独歩高、それも破壊的なドル高の到来を暗示する。


米国が利下げに転じた後もドル高はおさまらず、
米国が利下げに転じた後もドル高はおさまらず、
米国が利下げに転じた後もドル高はおさまらず、