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究極の株式投資(究株)
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香港株大引け 反発、2万4000台を回復 香港不動産高い
2020/4/27 17:37

【NQN香港=安部健太郎】27日の香港株式相場は反発した。ハンセン指数の終値は前週末に比べ448.81ポイント(1.88%)高の2万4280.14だった。節目の2万4000を上回り、20日以来1週間ぶりの高値だった。24日の米株式相場や原油先物相場の上昇を受けて、香港市場でも投資家が運用リスクの選好姿勢を強めた。香港では新型コロナウイルスの新規感染者数が1日当たりゼロ~数人程度まで減っている。先週末の香港の住宅販売が増加し、香港の不動産株が軒並み買われたことも相場の支えとなった。

ハンセン指数を構成する50銘柄のうち、48が上昇するほぼ全面高の展開だった。下落したのは医薬の石薬集団、スマートフォン向け音響部品の瑞声科技控股(AACテクノロジーズ)の2銘柄だけだった。ハンセン中国本土株指数も反発し2.27%高だった。

中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)、英金融のHSBCやアジア保険のAIAといった主力株が軒並み買われた。長江実業集団、新鴻基地産発展、新世界発展などの香港不動産がしっかり。原油先物相場の底入れを受けて、中国石油化工(シノペック)といった石油も高い。カナダ当局に新型コロナのワクチン臨床試験の申請が受理されたと27日に発表したバイオ医薬の康希諾生物は11%近く上げた。

香港メーンボード(東証1部に相当)の売買代金は前週末比5%増の871億香港ドル。中国本土との相互取引で、本土投資家による香港株の売買(南行き)は買い越しだった。


新型コロナ死者数、世界で20万人超 武漢は入院ゼロに
2020/4/26 5:38

中国の国家衛生健康委員会の米鋒報道官は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が最初に拡大した武漢市で同日、入院中の患者が0人になったと発表した。累計5万333人が感染し、3869人が死亡、4万6千人以上が治療を終えたという。

欧米では検査体制を充実させて感染をコントロールできる水準に抑えつつ、経済活動の段階的な再開に踏み切る国も出てきた。深刻な雇用喪失や長期的な経済停滞を回避する狙いがある。ドイツは20日から中小の商店を順次再開した。1人の感染者が新たに何人に感染させるかを示す「再生産数」が1未満になったことが決定打となった。