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Market Memoの掲示板

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<日経新聞>

米半導体大手エヌビディアが21日発表した2023年11〜24年1月期決算は、純利益が前年同期比8.7倍の122億8500万ドル(約1兆8400億円)だった。市場予想を上回った。売上高は3.7倍の221億300万ドルで、ともに過去最高だった。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が急速に高まり、業績の急拡大が続いている。

同日発表した2〜4月期の売上高見通しは240億ドル前後だった。220億ドル前後を見込んでいた市場予想を上回った。

エヌビディアが手がける画像処理半導体(GPU)はAIを動かすためのデータ処理に使われている。生成AIの需要拡大でデータセンター向け半導体を中心に収益が拡大している。

エヌビディアの時価総額は13年末時点では世界の上場企業の時価総額ランキングで1000位圏外だった。10年あまりで200倍近くに膨らみ、14日には一時マイクロソフトとアップル、サウジアラムコに次ぐ世界第4位に上り詰めた。

世界の半導体メーカー・半導体製造装置を束ねた株価指数は19年頃からエヌビディア株の動向とほぼ連動するようになっている。エヌビディア株の騰勢は他の半導体・AI関連企業の株高にもつながり、世界の株式相場をけん引している。

(シリコンバレー=清水孝輔、ニューヨーク=竹内弘文)