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株式投資見解の掲示板

 東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は61ドル安の33981ドルで取引を終えた。FOMCを前に模様眺めムードは強かったが、アマゾンなどグロース株が強く、ナスダックが2月12日以来、2カ月半ぶりに終値ベースで史上最高値を更新している。ドル円は足元で108円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円高の29235円、ドル建ては80円高の29250円で取引を終えた。

 本日は日銀金融政策決定会合の結果発表日。3月会合でETFの買い入れルールが見直され、その直後に日経平均が不安定な動きを見せたこともあり、引け後の黒田総裁会見への注目は通常以上に高まる。FOMC結果発表前ということも相まって、基本的には様子見姿勢の強い地合いが想定される。ただし、米国において、これから主力グロース株の決算発表が多く出てくるタイミングでナスダックが高値を取ってきたことは、米国株の先高期待を高める。国内ハイテク株にも好影響が期待でき、全体もやや楽観に傾くと予想する。日経平均の予想レンジは29100円-29350円