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株式投資見解の掲示板

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は321ドル安の33815ドルで取引を終えた。バイデン大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン課税を強化するとの報道が伝わり、中盤以降に急失速。グロース株が下げを主導し、400ドル超下げる場面もあった。ドル円は足元で108円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて205円安の28915円、ドル建ては185円安の28935円で取引を終えた。

 米国株の下落を嫌気して、売りに押されると予想する。米国の政策がリスク要因として浮上してきたことは、先行き不透明感を高める。また、きのう決算を発表した日本電産がADRで大幅安となっており、国内ではガイダンスリスクが再燃しそう。コロナ感染拡大が警戒される週末は、買いは手控えられる一方で売りは急がれやすい。日経平均は今週、短期間での急落を見たことから、節目の29000円は強いサポートにはならず、下値を探る動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは28600円-29000円