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日本の未来を想う
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日本の未来を想うの掲示板

今日は、真言の根本を池口恵観 著「左脳で記憶すると数百倍損をする」
プレイブックス 発行所(株)青春出版社 昭和60年6月5日初版によってカキコします。
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116ページ~124ページまでの要点。

【護身帰命法 ごしんきみょうほう】
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浄三業
○オン ソワハンバシュダ サラバタラマ ソワハンバ シュド カン
(一切のものは清浄、平等であり、身分もまた清浄、平等である)
 を唱える。
次 三部
①仏部
 ○身密
②蓮華部
 ○口密
③金剛部
 ○意密
の3段階がある。

 ①オン タタギャトウ ドハンバヤ ソワカ(仏頂印)
 (仏の霊徳が自分の体に発生する)を一回唱える。
 ②オン ハンドボ ドハンバヤ ソワカ(八葉印)
 (仏のような大慈悲が自分の心に発生する)を一回唱える。
 ③オン バゾロ ドハンバヤ ソワカ(三鈷印 さんこいん)
 (金剛のような智恵が自分の心に発生する)を一回唱える。

「浄三業」で自分の身口意を清め、「三部」で自分の身口意に仏の身口意をとり入れたわけです。
 さらに、実社会へ出て、衆生(しゅじょう)を利益(りやく)【救う】ため、自分の身を堅固にする「被甲護身 ひこうごしん」
 (甲冑 かっちゅう 印)
 ○額
 ○右肩
 ○左肩
 ○胸
 ○喉
 各々1回ずつ
○オン バザラ ギニ ハラチ ハタヤ ソワカ
(金剛火の輝けるものに帰命したてまつる)を唱えてゆく。
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次 智拳印
○オン ア ソワカ
(我と仏は一体なり。即ち我身は大日如来をみ親とする金剛薩埵 こんごうさったの身となる)
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印は、本書117ページの次と121ページの次に載っています。
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最後に金剛合掌(右手と左手を合わせ右手の指が左の指の上に来ます)をして
○南無大師遍照金剛 一回
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 各の印については、本書を古書店でお求め頂くか、真言、真言律、天台密教の寺で教えていただく等の方法がある。
 寛容な寺であれば教えてくれるであろう。
 さもなくば、ググるしかないと思われる。
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敬具