ここから本文です
くるみぱん
投稿一覧に戻る

くるみぱんの掲示板

>>6013

・上方修正のクセを読む
直近5期連続で期初予想を上回って着地した主な企業
ファナック <6954> [終値24525円]2022年3月期純利益の会社予想 1560億円(前期比66%増) QUICKコンセンサス1720億円
アドバンテスト <6857> [終値9100円]750億円(7%増)817億円
日産化学 <4021> [終値6570円]341億円(2%増)364億円
TBSHD <9401> [終値1784円]140億円(43%減)205億円
テレビ朝日HD <9409> [終値1792円]140億円(11%増)152億円

・上方修正のクセを読む
直近5期連続で期初予想を下回って着地した主な企業
平和 <6412> [終値2115円]2022年3月期純利益の会社予想 139億円(16倍)
亀田製菓 <2220> [終値4595円]47億円(1%減)
アイダ <6118> [終値1011円]30億円(2.3倍)
カッパ・クリエイト <7421> [終値1365円]14億円(黒字転換)
AOKIHD <8214> [終値702円]13億円(黒字転換)

・上方修正のクセを読む 修正と株価の関係読み解く鍵は
市場予想超え?/発表時の株価水準/来期への安心感
上方修正は株価にとってポジティブな材料であることは間違いないが、
上方修正した銘柄が素直に買われ、下方修正すれば売られる、といった単純な展開ばかりとも限らない。
業績修正に対する株価の反応にもクセがある。修正と株価の関係を読み解く鍵は主に3つある。
最初に重要なのは、修正後の会社予想が市場予想を上回ったかどうか。
好決算を発表しても、通期の予想が市場の目標を下回れば、失望売りにさらされることが多い。
2つ目は決算発表時点での株価水準。
「発表に先んじて売られていた銘柄は、決算や修正を機に買戻しが入りやすい」。
逆に株価に過熱感のある銘柄は、好決算を発表しても好材料出尽くしとして売りに押される場合が多い。
「小売り、外食、レジャーなど『リオープン銘柄』は足元で割安で、今後決算をきっかけに見直し買いが入りやすい」とも。
3つ目のポイントが来期以降の業績に対する安心感。
折り返し地点となる中間決算では、投資家の目線が今期から来期に移りやすい。
仮に今期の業績予想が強くても、来期の業績悪化懸念が高まれば買いは入りにくい