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prismhit~~~明日から令和ですね。
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prismhit~~~明日から令和ですね。の掲示板

>>6751

――ファミリービジネスに投資する利点はなんですか。

「上場するファミリービジネスは同業他社に比べ相対的に収益性が高いと考えている。理由は2つある。特定の一族が会社を経営している場合、短期的な目線よりも、長期的な視点でビジネスの繁栄を考えるので、より大きな利益を上げやすい」

「2つ目の理由は安定した経営だ。一般的に株主が経営陣をコントロールできない場合、経営陣がリスクを取りすぎる傾向がある。一方、ファミリービジネスの場合は株主の多くが会社関係者で、リスクの低い安定した経営を行う傾向にある。例えば、投資銘柄の1つで、自動車用バックミラーの国内大手である村上開明堂(7292)は約140年続く会社で、社長や経営陣、多くの株主が村上一族だ。経営が安定しており収益力も高く、日本の伝統的なファミリービジネスの代表例だといえる」

――新たに投資した銘柄はありますか。

「2023年の夏にポートフォリオの多様化のため、事業に特色がある企業への投資を始めた。21年ごろから中小型のグロース銘柄の株価は低迷しており、割安な水準にある。大株主がキーエンス(6861)で文章作成ソフト大手のジャストシステムズ(4686)は同業他社に比べ収益力の伸びが速い。保有するグロース銘柄で2番目に比率が高いDTS(9682)はオンライン教育の会社で優れた製品を提供し日本でも成功をおさめている」

「昨年秋に新規株式公開(IPO)した運用会社のインテグラル(5842)にも投資している。同社は傘下に複数のプライベートエクイティ(PE=未公開株)を運用するアセットマネージャーだ。米国のPE市場が停滞期を迎えているのに対して、日本のPEは新しいサイクルの入り口にあり、これからの収益機会は大きい。今後10年で売り上げは今の数倍の規模に膨らむとみている」