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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6749

なお大統領選直前の金融政策変更は、いかに政治的独立が保障されているとはいえ、パウエル議長としては避けたいとの観測も絶えない。パウエル議長の後任候補として、トランプ氏と良い人間関係を築いてきたウォラー理事の名前が挙がることも、悩ましいことであろう。利下げ開始時期や回数にしても、ウォラー氏はタカ派とハト派のどちらとも解釈できる発言で市場をかく乱してきた。パウエル議長も米連邦公開市場委員会(FOMC)内の根回しに時間をとられる可能性がある。

まずは6月11〜12日に開催されるFOMCの際に発表されるドットチャート(FOMC参加者の金利予測分布)が極めて重要になる。そのうえで、ジャクソンホール会議に身構えることになりそうだ。すでに気の早い市場関係者たちからは「今年の夏休みは、家族のなかで、私だけが早めに切り上げることになるかもしれない」との「ぼやき」も聞こえてくる。

なお、日本人にとって気になる円安への影響だが、夏までは円売り圧力が続きやすい。基本的にFRBの「金利は高水準を維持する」(hold and longer)の姿勢は変わらないからだ。もはや、米インフレより円安のほうが粘着質と語られている。