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中国版GW、旅行消費が活況に 5月1日から5連休

中国で5月1日から労働節(メーデー)に伴う大型連休が始まる。大手旅行会社によると、国内のホテルや公共交通機関の予約は前年を上回り、海外旅行の需要も路線が回復し復調傾向にある。期間中の消費動向は中国景気を占う。

今年の労働節休暇は5日までの5連休となる。中国では春節(旧正月)、10月の国慶節(建国記念日)に次ぐ大型連休で、鉄道会社は需要増に備えて増便など特別態勢をとる。

旅行会社大手の携程集団(トリップドットコムグループ)によると、労働節休暇中の海外行き航空券を検索した件数は前年同期比で56%増えた。日本やタイ、韓国、マレーシアが目的地として人気を集める。シンガポールやマレーシア、タイは中国人に対して観光ビザを免除するなど、中国人旅行客の誘致に力を入れる。

新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込める「ゼロコロナ」政策時代に大幅に減った航空路線が回復が進む。輸送力の向上に伴い航空券の価格が下がり、海外旅行の需要が持ち直す追い風となっている。

  • >>6382

    国内旅行は鉄道チケットの売り切れも相次ぐ。鉄道会社によると、上海市内の主要駅では29日から5月6日までの8日間で延べ425万人の利用を見込む。列車の運行本数を増やして乗客数の増加に対応する。

    携程によると、目的地では定番の旅先である北京や上海に加えて、甘粛省天水市や江蘇省徐州市など地方都市の人気が高い。

    大学生など若い世代が旅行需要をけん引し、音楽ライブや野外フェスティバル、アウトドアに関心が集まる。上海市のIT(情報技術)関連企業で働く王さん(35)は河南省洛陽市への旅行を予定する。「山登りをして、日々の仕事のストレスを発散する」と話す。

    堅調な旅行消費に対して、家電用品など耐久消費財の消費は振るわない。不動産市況の悪化などが重荷となっている。中国政府は「以旧換新」と呼ぶ買い替え促進政策を導入し、需要喚起に取り組む。

    26日には旧型の乗用車を新エネルギー車に買い替えた場合に1万元(約21万円)の補助金を支給すると発表した。先行き不安から消費者は財布のひもを固く締める。政策を通じてどこまで個人消費を底上げできるかが焦点となる。

  • >>6382

    中国では、消費の二極化が進んでいます。「消費降級」「節約消費」といった言葉をよく目にしますが、使う所は使うメリハリ消費の傾向が強まっていると思います。

    高級ブランド品に関しては、中国国内で買うのではなく、円安を背景に日本で購入する動きが広がっています。私の周りでも、比較的経済に余裕のある友人らは、日本旅行に行く人が増えていますし、高級ブランドを買って帰ってくる人も少なくありません。コロナ前(2019年)と比較して、23年の中国人インバウンド客は4分の1程度ですが、一人当たりの消費額は約37.6%増加しています。

    今年の労働節も、訪日中国人の高級消費動向が要注目だと思います。