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prismhit~~~明日から令和ですね。
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prismhit~~~明日から令和ですね。の掲示板

>>13042

地政学上の重要さ、ユダヤ系の影響力も

イスラエルのネタニヤフ首相は地域の緊張を高める行動をやめるよう繰り返す米国のバイデン大統領の制止を無視して強硬姿勢を貫く。それでも米国がイスラエルへの手厚い支援を続けるのには、複合的な要因がある。

ひとつはイスラエルの戦略的な重要性だ。米アメリカン大のマシュー・フォスター教授は「米国の敵国であるイランや親イラン勢力との戦いでイスラエルが敗北すれば、地域でイランの影響力が強まる」と話す。「地政学的な観点から米国がイスラエルと手を切ることはありえない」と断言する。

信仰心のつながりも大きい。全米人口の2%ほどながらユダヤ系は政財界に強い影響力を維持する。とりわけ共和党支持者が多いキリスト教福音派はイエス・キリストが再臨する前にユダヤ人国家が樹立されている必要があると信じ、両国の良好な関係を望む根幹になる。

新約聖書がキリスト教徒だけの聖典なのに対し、旧約聖書はユダヤ人とキリスト教徒が共有する聖典だ。米調査会社のギャラップの調査では23年時点でキリスト教徒が68%を占める。

ただ、キリスト教徒の割合は2000年より18ポイント低下し、無宗教の割合は00年の8%から23年は22%に増えた。

政治と宗教の関係に詳しい米デニソン大のポール・ジュープ教授は米世論がイスラエルを支える基本路線は当面変わらないとの見方を示しつつ「若年層は年配者ほどイスラエルに親近感を持っていない」と話す。

ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)があった第2次世界大戦を経験した祖父母がいない世代の有権者が増えれば、対イスラエル政策が修正される可能性を指摘する。